海王寺コンツェルンとその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 16:27 UTC 版)
「ジョーカー・シリーズ (漫画)」の記事における「海王寺コンツェルンとその関係者」の解説
海王寺デュークが創り上げた、弁当屋のチェーン店まで保有する巨大コンツェルン。経済界、政界に大きな影響力を持つ。 海王寺デューク(かいおうじ デューク) 創業者。海王寺コンツェルンの創立記念式典直前に広大な自宅で殺害される。死因は周囲の風音とBGMとしてかけていたシステムに仕込まれた共鳴作用によって発生した「地震を錯覚させる高周波」に混乱して庭を守るバリアに突っ込んだ際の焼死。ジョーカーによると50年前に起きた「環太平洋震災」の罹災者で地震にトラウマがあった(『帝王の庭』。作品執筆当時は緊急地震速報が開発される前だった)。 海王寺人海(かいおうじ ひとみ) デュークの長女。厳格な女性だが、かなりのファザコンで独身。 海王寺弓人(かいおうじ ゆみと) 声 - CD3・曽我部和恭 デュークの長男。デュークの後を継いで、コンツェルンの2代目社長となった。『帝王の庭』の事件以前からストレイカー警視とは知己であり、その妹であるリィンの母親とも知り合いだった。後の事件で、海王寺の独自調査にリィンを巻き込むような形で関わっていく。 妻・クリスティとの間に娘・美海(みみ)をもうけており、夫婦仲も至って良好だが、リィンと昵懇であることから、隠し子説や愛人説(誘拐されたリィンを弓人に変身したジョーカーが腕尽くで奪い返した)も世間では言われているようである。 野々宮ポーラ(ののみや ポーラ) 声 - CD3・五十嵐麗 弓人の第一秘書、兼ボディーガード。バイオニック強化を受けており、特捜司法官に匹敵する腕力、脚力を発揮する美女。 海王寺剛人(かいおうじ ごうと) デュークの次男。惑星開拓事業団の重役。宇宙探査船「宙飛ぶ人魚号」のキャプテン・ゴートとして数々の伝説と共に一般にも知られている。 その実は「赤のキャラバン」のメンバーであり、父であるデュークの殺害を実行。兄である弓人も殺害しようとしたが、ジョーカーに処刑された。 変身能力で剛人に成り代わったジョーカーにより、表向きは海王寺デュークの葬儀および海王寺コンツェルンの創立記念式典に出席後に出発した宇宙探査船「宙飛ぶ人魚号」が遭難し行方不明というかたちとなり、キャプテン・ゴート伝説の最期を飾った。 海王寺秋海(かいおうじ あきみ) デュークの次女。兄弟の中ではごく普通の女性。ディクスン・ジェイというサラリーマンと婚約中。 海王寺亜矢人、夏海(かいおうじ あやと、なつみ) デュークの三男、三女で双子。共に「最年少の科学庁長官補佐(亜矢人)」や、シンセサイザー・アーチスト「メロディ・エンジェル(夏海)」として名を馳せるが、多感な少年少女である。
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