江原が雇った傭兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 06:48 UTC 版)
カルロス・クライバー 傭兵。江原が雇ったフランスの民間軍事会社、エグゼクティブ・デルタ社に所属する傭兵部隊のリーダーで、階級は大佐。圧倒的な戦闘力と豊富な軍事知識を持っており、江原の依頼を受け、部下達と共に東京を大混乱に陥れた。丈二とすれ違った際に何かを感じ、彼を警戒するようになる。後に日本から脱出するにあたって、丈二との決着をつけるために部下と別れて阿久津組及び千葉阿久津連合の組員達を相手に単身で辺りを火の海に巻き込んで多くの組員を殺害した。最終的には丈二を追って燃え盛るデパートに侵入し、そこに潜んでいた丈二と一騎打ちでは当初は軍人としての戦闘力で戦闘を有利に運ぶが、ガスマスクの死角を突いた丈二に日本刀で両腕を切り落とされた末に刺殺された。 劇中ではオーストリア国籍となっているが、ムックではオーストラリアとされている。また、雑誌連載時には「カルロ・スクライバー」と表記されていたことがあったが、しばらくして元に戻されている。 ジェームス・ローリング カルロスの部下。階級は特務曹長。傭兵部隊のナンバー2で医療担当でもある。イギリス出身。東京を大混乱に陥れた後、日本を脱出する際にアランとケビンと共に電車に乗って移動するが、職務質問に来た刑事を殺害する所をその刑事の部下に見られてしまい、駆けつけた機動隊及び自衛隊との銃撃戦の末に銃殺された。 ルイス・ザブロンスキー カルロスの部下。階級は一等軍曹。爆発物のスペシャリスト。ロシア系アメリカ人。カンボジアでの捕虜生活によるトラウマで、不潔なものや悪臭を極端に嫌う。丈二を捕えて監禁した際に彼に不潔なものや悪臭が弱点であることを見抜かれ、トイレに連れていく際に身体を自由にしてしまったことで手榴弾で丈二に爆殺された。 アラン・フルニエ カルロスの部下。階級は三等軍曹。コンピューターと通信を担当する。お調子者かつ粗暴な性格のトラブルメイカー。フランス出身。東京を大混乱に陥れた後、日本から脱出する際にカルロスと別れ、ジェームスとケビンと共に電車に乗って移動するが、職務質問に来た刑事を殺害する所をその刑事の部下に見られてしまい、駆けつけた機動隊及び自衛隊との銃撃戦の末に銃殺された。 ケン・アレクザンダー カルロスの部下。階級は伍長。通訳担当で、英語と日本語、中国語、韓国語を話せる。日系アメリカ人。ルイスを爆殺して逃走した丈二を追うが、彼が竹林に逃げ込んだことで発砲した銃弾が跳ね返って負傷し、その傷がもとで破傷風を発症してしまう。その後は日本人のフリをして病院に運ばれた。最終的に他の傭兵達は全員死亡したため、唯一の生存者となった。 ケビン・ブラウン カルロスの部下。階級は伍長。重火器・車両担当。母親思いでもある。アフリカ系アメリカ人。東京を大混乱に陥れた後、日本を脱出する際にジェームスとアランと共に電車に乗って移動するが、職務質問に来た刑事を殺害する所をその刑事の部下に見られてしまい、駆けつけた機動隊及び自衛隊との銃撃戦の末に銃殺された。 フランシス・バラウド カルロスの部下。階級は伍長。狙撃担当。イギリス人。アキラの作戦で阿久津組によって下水道の用水路にガソリンを巻かれ、その際に阿久津組と鉢合わせて発砲してしまったため、引火したガソリンによって全身大火傷を負い、カルロスによって銃殺された。
※この「江原が雇った傭兵」の解説は、「代紋TAKE2」の解説の一部です。
「江原が雇った傭兵」を含む「代紋TAKE2」の記事については、「代紋TAKE2」の概要を参照ください。
- 江原が雇った傭兵のページへのリンク