歴史とその活動
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「グッドニュース宣教会」の記事における「歴史とその活動」の解説
朴玉洙(Park Ock Soo)牧師によって設立された。この団体は500以上の教会を、80か国に設立した。朴は、1944年韓国慶尚北道善山郡(現在の亀尾市)生まれ。1962年10月7日に聖書の御言葉により「罪の赦し」を受けた。 英国のWEC宣教会所属の宣教師、オランダのケース・グラスと英国のデレク・アール(Derek Earl、韓国名ウォン・デヨク)、Christian in Action(行動するクリスチャン)から派遣された宣教師マーリン・ベーカー(Marlin Baker)、米国のShield of Faith Mission(信仰の盾宣教会)の宣教師ディック・ヨークや英国のChristian Literature Crusade(CLC,キリスト教文書宣教会)の宣教師ハリー・ワイマンらによって設立された宣教学校に1962年、第1期宣教学生として朴玉洙が入学し正統福音主義神学を学び、実際的な信仰での生き方の訓練を受けた。 1971年米国出身のディック・ヨーク牧師から牧師按手礼を受け、初教役地アブコクドンに派遣される。 以来、朴は50年間にわたって、宣教活動を続けてきた。現在、ソウル江南教会の担任牧師であり、現在は1,000人以上の牧師を指導している。 韓国内の活動としては、1986年、釜山で初めて開催された聖書セミナーから始まり、毎年ソウル、釜山、大邱、大田、光州、仁川などの主要都市で、30年あまり開催されてきた。 1972年に始まった信仰キャンプは、夏と冬、毎年2回ずつ開かれ、2020年で49回を迎えた。 また、マハナイム・サイバー神学校を設立しインターネットを通しても伝道者を育成している。 海外の活動としては、ニューヨーク市・マンハッタンでのバイブルクルセード(Bible Crusade)などの聖書セミナーを世界80か国で開いている。毎週日曜日の午前の説教は、英語、中国語、スペイン語などに同時通訳され、60か国に放送されている。。 また、ケニアで外国の団体としては初めてGBS(Good News Broadcasting System)地上波デジタル放送局を開局し、説教放送を行い韓国の文化も伝えている。GBS放送は、2010年KBS世界韓国語放送人大会で、韓国言論振興財団が後援する特別賞を受賞した。 CLF(キリスト教指導者の会)を設立し、2017年にニューヨークと香港でCLFワールドカンファレンスを開催し、「教理と教派を超え、ただ、みことばだけで交流し、一つに連合しましょう。」 をスローガンとして、教団と教派を超えて連合する会として現在全世界で行われている。 2019年にアメリカ・ミズーリ州スプリングフィールドに教育やトレーニングのためにマハナイムバイブルトレーニングセンター(敷地面積 75エーカー)を設立し、牧師や宣教師の教育やトレーニングを開始した。 2020年5月10日から15日にかけて行われた「パク・オクス牧師オンライン聖書セミナー(以下、聖書セミナー)」が、全世界250以上の放送局を通しておよそ100ヵ国で10億人以上の視聴者に放送された。また米国を代表するキリスト教放送局であるCTN(Christian Television Network)において、朴玉洙牧師の聖書講義『ヨハネの福音書』が1年間放送されることになった。
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