櫛引町 (さいたま市)とは? わかりやすく解説

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櫛引町 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 17:07 UTC 版)

日本 > 埼玉県 > さいたま市 > 大宮区 > 櫛引町 (さいたま市)
日本 > 埼玉県 > さいたま市 > 北区 > 櫛引町 (さいたま市)
櫛引町
大宮西郵便局
櫛引町
北緯35度54分44秒 東経139度36分36秒 / 北緯35.91222度 東経139.61000度 / 35.91222; 139.61000
日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
大宮区北区
人口
2018年(平成30年)7月1日現在)[1]
 • 合計 11,723人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
330-0851(一丁目)
331-0825(二丁目)
市外局番 048[2]
ナンバープレート 大宮
※座標は熊野下公園の位置を示す。

櫛引町(くしひきちょう)は、埼玉県さいたま市町名。現行行政地名は櫛引町一丁目及び櫛引町二丁目。櫛引町一丁目が大宮区、櫛引町二丁目が北区に属する。いずれも住居表示未実施地区[3]郵便番号は330-0851(一丁目)、331-0825(二丁目)。

地理

さいたま市中北部の大宮台地上に位置し、町域の西部から東部に向かって緩やかに傾斜している。切敷川を挟んだ大成町と同様に南北に細長い町域を有し、町域の中央を櫛引通[4]が縦断する。大成町[5]北区日進町大宮区上小町三橋と隣接する。地内は市街化区域で主に住宅地(第一種住居地域[6])である。

地価

住宅地の地価は2015年平成27年)1月1日公示地価によれば大宮区櫛引町1丁目582番8の地点で17万9000円/m2、北区櫛引町2丁目453番3の地点で15万4000円/m2となっている[7]

歴史

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡大宮領に属する櫛引村で、古くは中世末期頃より存在した高鼻荘に属していた[8]。櫛引は『武蔵国田園簿』や『元禄郷帳』では串引とも称された。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では150(田51石余、畑98石余)、『元禄郷帳』では150石、『天保郷帳』では227石余であった[8]助郷は中山道大宮宿に出役していたが、正徳安永年間は日光御成街道大門宿にも出役していた[8]化政期の戸数は40軒で、村の規模は東西3、南北15町余であった[8][9]

櫛引村に存在していた小字

  • 神明・宮前・宮後・宮下・三嶋下・三島[17]

地名の由来

丘が長く連なる高まりのことを「クシ」と呼んでいた。当地も台地由来の高まりが南北に長く連なっていて、その様子から地名が付けられたと思われている[8]

世帯数と人口

2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
大宮区 櫛引町一丁目 2,936世帯 6,617人
北区 櫛引町二丁目 2,184世帯 5,130人
5,120世帯 11,747人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[18]

丁目 番地 小学校 中学校
櫛引町一丁目 全域 さいたま市立大成小学校 さいたま市立大成中学校
櫛引町二丁目 全域 さいたま市立日進小学校 さいたま市立日進中学校

交通

鉄道

町内には鉄道は敷設されていない。日進駅鉄道博物館駅大宮駅が利用できる。

道路

施設

埼玉県計量検定所

脚注

  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  3. ^ 住居表示実施地区一覧” (PDF). さいたま市 (2019年2月26日). 2019年10月9日閲覧。
  4. ^ a b c 『「街の達人」でっか字埼玉便利情報地図2013年2版2刷』昭文社、2013年、101頁。ISBN 978-4-398-60135-3 
  5. ^ 大宮区大成町と北区大成町の双方に隣接する。
  6. ^ 外部リンク節の『さいたま市地図情報』を参照。
  7. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  8. ^ a b c d e f g h i j k 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 330-331頁。
  9. ^ a b 新編武蔵風土記稿 櫛引村.
  10. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  11. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 663頁。
  12. ^ 大宮工業高校沿革 - 埼玉県立大宮工業高等学校.2019年10月8日閲覧。
  13. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420頁。
  14. ^ a b 『大宮のむかしといま』 資料-28-29頁。
  15. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 957頁。
  16. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 962頁。
  17. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1388頁。
  18. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




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