横浜市の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 17:03 UTC 版)
「ハードル 真実と勇気の間で」の記事における「横浜市の人々」の解説
仁科 光(にしな ひかる) 声 - 高森奈緒 ヒロイン。愛称は「ひーちゃん」。初登場時は6年3組に所属。中学については不明。母は障害者の働く作業所を運営している。まっすぐな性格で誰にでも優しく、男子からの人気は高い。個性的な顔立ちをしているらしい。幼稚園時からレオに憧れており、良平に焚き付けられる形で中学1年(漫画では小学6年)の冬に告白、その彼女となり、キスをする関係まで発展する。なぜかキスを「キッス」と言いたがる。アニメではレオが引っ越す際にペンダントを手渡している。3では「レオと付き合っている子」として賢之助の台詞にのみ登場。 仁科 草太(にしな そうた) 光の弟で、初登場時は小学1年生。2では3年生になっている。愛称は「草ちゃん」。自閉症で、感情をコントロールできずにすぐ暴れ出すため、同級生の母親たちから厄介がられていた。転校させようという声も上がったが、佑樹が市長に手紙で訴えたことでそれは取り止めとなった。レオを慕っており、彼には敬語を使う。 小田 良平(おだ りょうへい) 声 - 鈴村健一 レオの親友で光の幼馴染。愛称は「良ちゃん」。作中の学歴は6年1組→公立中学校2、3年生。父親は元不良で現トラック運転手。中学ではレオと共にバスケ部の主力となっており、バスケの強い横浜北高校を目指す。ふざけた性格に見えるが、誰よりも親友のことを考えている。 中川 千春(なかがわ ちはる) 声 - 遠藤純一 6年1組担任。初登場時30歳。5年生の時から、レオの担任だったらしい。森の木小の教師の中では最年少で、頼りない性格だが児童たちへの理解があり、信頼されていた。困ると頭をかく癖がある。子供の頃は優等生で、怒られたことは無かったらしい。2年後が舞台である第二章では他校に転勤していた。2で再登場する。生まれてから彼女は一度もいたことがないという。 浜田 博(はまだ ひろし) レオの小学6年生時の同級生。塾も同じだが、それまであまり話したことはなかった。教育熱心な親によって2歳の時から塾通いをさせられており、自分を「冬のセミ」と称していた。成績が良く教師の受けも良いが、緊張に弱い性格で憂さ晴らしに万引きを行い、その罪をレオに擦り付ける。中学は第1志望ではないところに進むが苛めにあったらしく、復讐心を滾らせていた。光に好意を持っているがレオとの関係は知らず、彼女も自分に気があると思い込んでいる。 鈴木 さおり(すずき - ) レオと共に6年1組の学級委員を務めていた女子。2では花見に参加していた。 田所 まいこ(たどころ - ) レオの小6時の同級生。大人しく声も小さいが、言うべきことははっきり言う。さおり同様2では花見に参加していた。 北野のおばちゃん(きたの - ) 声 - 谷育子 光の祖母で、学校の近くで文房具店を営む。幼い頃に駄菓子屋でおはじきを万引きしたことがあり、その時の店主(声 - 浅野史郎・当時宮城県知事)の言動から、常に叱られる子供の気持ちを第一に考えるという人格者となっていた。レオを万引きは絶対にしない人間だと信頼しているが、その割に彼を犯人と決め付けた学校側に抗議した様子はない。白内障を患っており、手術を受けている。その2年後が舞台である第2章以降は登場しなくなるが、存命してはいるようだ。アニメでは追加されたエピソードにて再登場している。
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