根岸_(さいたま市)とは? わかりやすく解説

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根岸 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 18:55 UTC 版)

日本 > 埼玉県 > さいたま市 > 南区 (さいたま市) > 根岸 (さいたま市)
根岸
さいたま市文化センター
根岸
根岸の位置
北緯35度50分36.44秒 東経139度39分49.07秒 / 北緯35.8434556度 東経139.6636306度 / 35.8434556; 139.6636306
日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
南区
人口
2017年(平成29年)9月1日現在)[1]
 • 合計 10,503人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
336-0024[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮
※座標はさいたま市文化センターの位置を示す。
国道17号(中山道。写真右手が根岸)

根岸(ねぎし)は、埼玉県さいたま市南区町名。現行行政地名は根岸一丁目から根岸五丁目。住居表示実施地区[4]郵便番号は336-0024[2]

地理

さいたま市南区中央部の沖積平野に位置している。地区の北部は大宮台地(浦和大宮支台)の南端に僅かに掛かる。地区の東側で文蔵、南側で、西側で白幡、北側で神明南本町と隣接する。武蔵浦和駅南浦和駅の間にある地区で、利便性から急速に宅地化した。また、全域が市街化区域[注釈 1]であるが、「根岸1号生産緑地地区」などの生産緑地地区[注釈 1]もわずかに見られる。国道17号沿線にはマンションの建設が相次いでいる。地区南側の辻用水周辺はかつての旧入間川流路跡であった[注釈 2]

歴史

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡浦和領に属する根岸村であった[5]。『新編武蔵風土記稿』では民家60余[6]。大谷場村に飛地を領していた。

沿革

世帯数と人口

2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
根岸一丁目 864世帯 1,979人
根岸二丁目 707世帯 1,523人
根岸三丁目 1,073世帯 2,173人
根岸四丁目 621世帯 1,255人
根岸五丁目 1,585世帯 3,573人
4,850世帯 10,503人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[12]

丁目 番地 小学校 中学校
根岸一丁目 全域 さいたま市立南浦和小学校 さいたま市立岸中学校
根岸二丁目 全域 さいたま市立南浦和中学校
根岸三丁目 全域
根岸四丁目 4〜6番
16番
その他 さいたま市立岸中学校
根岸五丁目 全域 さいたま市立白幡中学校

交通

鉄道

北部を東日本旅客鉄道JR東日本武蔵野線武蔵浦和駅・南浦和駅間が通るが駅は無い。最寄り駅は、東日本旅客鉄道武蔵野線・埼京線の武蔵浦和駅または東日本旅客鉄道武蔵野線・京浜東北線の南浦和駅である。

道路

地域

寺社・史跡

  • 神明神社(1丁目)
  • 根岸薬師堂(4丁目)
  • 常正院(4丁目)

公園・緑地

  • 根岸前公園(1丁目)
  • 神明丸公園(1丁目)
  • 神明丸児童広場(1丁目)
  • 根岸東児童公園(2丁目)
  • 根岸西児童公園(3丁目)

施設

町域内に学校は無い。小学校の学区は南浦和小学校、中学校は1丁目と4丁目の一部が、岸中学校、2・3丁目と4丁目の一部が南浦和中学校、5丁目の生徒が、白幡中学校となっている。

1丁目
2丁目
  • 南浦和保育園
3丁目
4丁目
  • 根岸公会堂
  • こどものいえ保育園
  • 六辻第一分団(消防団
5丁目

脚注

注釈

  1. ^ 国土地理院の治水地形分類図を参照。
  2. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  3. ^ 「焼米坂 村ノ北ノ方街道ノ内ニアリ上リ一町半許ノ坂ナリ此所ニテ古来ヨリ焼米ヲヒサク故ニ名ツケリ」『新編武蔵風土記稿』[13]

出典

  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月2日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ 住居表示実施地区一覧” (PDF). さいたま市 (2019年2月26日). 2019年12月26日閲覧。
  5. ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 668-669頁。
  6. ^ 新編武蔵風土記稿 根岸村.
  7. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 848頁。
  8. ^ a b c 『わがまち浦和』 巻末付録(頁番号なし)。
  9. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420頁。
  10. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 増補4頁。
  11. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 増補5頁。
  12. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
  13. ^ 新編武蔵風土記稿 根岸村 焼米坂.
  14. ^ 15/11/18【開店】ベルク浦和根岸店”. 開店閉店.com (2015年11月18日). 2023年12月23日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク


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