星つきのシャドー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:25 UTC 版)
バーバラ 声 - 釘宮理恵 煤量 - かなり多い / 同期 - マリーローズ バービーの主人で星付きのリーダー。バービーと違い、言葉遣いは丁寧で暴力を振るうことは無いが、誰に対しても怒りっぽいため、星付き以外のシャドーや生き人形からは避けられている。 シャドーハウスで産出されるすすの6割は彼女が出しているが、時折身体から猛烈な勢いですすが溢れ出す「発作」に襲われている。この時は酷い苦痛を伴うらしく会話不能になる。こどもたちの棟のリーダーとしての重責や、未だに慕われている前リーダーとの比較による深い悩みを抱えている。 「顔」であるバービーが顔を負傷したため、本来の規則ならば処分される予定であったが、トマスから星つきとして「こどもたちに秩序を守らせること」と「顔(バービー)の傷を治す」ことという条件でチャンスを与えられた。それから星つきとして「こどもたちの棟」の管理を徹底する現在の星つきになった。 スザンナ 声 - 豊口めぐみ 煤量 - 普通 / 同期 - ギルバート スージーの主人。救護班の班長兼すす能力が覚醒したシャドーの教育係。お披露目後のパーティーでケイトとエミリコにすす入りのコーヒーを勧めていた。 気に入った者の体をさする癖があり、ケイトからは苦手にされている。あまり細かいことは気にしない性格なのか、特別授業中の不審な行動についてケイトが取り繕った理由をそのまま信じ、すす学習意欲が高いと称賛した。普段は気さくで温厚だが、双子に珈琲を任せたスージーを怒鳴り付けたりバーバラ・バービー組に責任を押し付けるなど、怒ると見境が無くなる。 触覚のあるすすを膜のように薄く張り巡らせる「すす能力」を持つ。この膜は人にまとわりつかせたり、通路に張ってセンサーにしたり出来る。 ベンジャミン 声 - 日野聡 煤量 - かなり多い / 同期 - 不在 ベンの主人。星つきとしての仕事は書記を担当。体格が良い肉体派のシャドー。生き人形のベンと共に体を鍛えている。 クリストファーの名前を口にしたマリーローズの胸倉を掴むなど荒っぽい一面もあるが、オリバーの発明で吹き飛びそうになったバーバラを庇ったり、ミスで落ち込んでいる時にフォローを入れたり、顔色が悪いルウを心配するなど気遣いが出来る面もある。よく感情的になるが、発言や判断にやや合理主義なところが見られる。 生き人形の感情を高揚させるすす能力を持ち、能力は射程範囲を外れてもしばらくは作用する。「こどもたちの棟」に居る生き人形を全員操る程の煤量を持つ。 オリバー 声 - 榎木淳弥 煤量 - 普通 / 同期 - リディア、ジェレマイア オリーの主人。研究班に所属している発明家のシャドー。猫背とチェーン付きの眼鏡が特徴。 生き人形のオリーを助手のように扱い、彼からは「オリバー先生」と呼ばれている。非常にマイペースでポジティブ、思ったことが全部口から出てしまう性格。お礼をするときには相手の口に直接角砂糖を与える。 香水からすす回収機まで様々なものを開発している。お披露目のケイトの檻やジョンとパトリックの箱の仕掛けを発明したのは彼の模様。 こびりつきと亡霊騒ぎの際、すす回収機オリバー2号を使いこなして試運転を成功させたエミリコを「スーパー生き人形」と呼んで気に入っている。また、ケイトのことも高く評価しており、彼女たちがいつでもラボに来られるよう部屋の鍵を与えた。 クリストファー 煤量 - 不明 / 同期 - エドワード、アイリーン、ジェラルド 星つきの元リーダーであり、バーバラの前任。男性のシャドー。生き人形の名前はアンソニー。現星つきたちの前で彼の名前を出すのはタブーとなっている。 別棟に「お呼ばれ」された後も「子どもたちの棟」で慕われ続けており、「優秀すぎた」と評されるほどの人物。様々な功績を残したが、マリーローズの回想によれば能力は高いが自信に欠ける部分があった、とのこと。 アンソニーによると、お呼ばれの後一体化の真実を知り自害したという。
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