日本での商品展開
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日本では、1964年5月にカネボウが製造販売の独占契約を結び生産を開始する。1981年には、鐘紡、カネボウ化粧品、カネボウ・ディオール、カネボウ・ディオール・ムッシュを合併。しかし、1989年にディオールを親会社としたLVMH社がライセンスを絞る方針を進め、1997年2月7日にカネボウはディオールから契約を同年4月30日に解消すると告げられ、同年秋冬をもってライセンス生産は終了した。また、ランジェリー部門のカネボウ・シルク・エレガンスもディオールと98年初頭に契約を解消した。1964年から約30年間に渡って日本で販売されたディオール製品は一部の輸入製品を除き、ほとんどがカネボウのライセンスによる日本製であり、紳士・婦人服だけでなく、ストッキングやソックス、ベビー服、本国にはないゴルフウェアまで多岐にわたっていた。ライセンス解消以降は、輸入した製品を販売するようになる。 現在は東京(表参道、銀座)、大阪(心斎橋)、神戸(旧居留地)にブティックショップを展開するほか、全国各地のデパートに店舗を展開している。 コスメ・香水フロアにおいてもディオールのコーナーを目にすることができ、シャネル、パルファム・ジバンシィなどと並ぶ海外コスメブランドの代表といえる。 ライセンス解消以降日本では、「ディオール・オム」を含む大多数の商品をクリスチャン・ディオール株式会社で扱うが、コスメ・香水をパルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン(Parfum Christian Dior japon)が取り扱う。また、自社取り扱い商品の中でも、高級ジュエリー商品はディオール ファインジュエリー(Dior Fine Jewelry)としてラインが分けられている。また、もともとLVMH系でないサフィロ社製造のメガネフレーム・サングラス製品は、その他のサフィロ社製品と同様にサフィロジャパンが取り扱っている。
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日本での商品展開
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アメリカで生まれたタッパーウェア社は1963年に日本での販売を開始したが、その際にはアメリカで行っていたのと同様のホームパーティー商法がそのまま導入され、密閉性が高いという評判とアメリカ風の生活への憧れを演出しながら広めるという手法をとった。たとえば大卒の初任給が15000円程度の当時、直径17cmのボウル6個セットが1360円と高価で、価格面でも高級感が演出された。またホームパーティー方式自体も、共同体意識が急速に薄れつつあった当時の都市部での近所づきあいの機会として確実に拡がった。 さらに会員制の販売方法をとり、紹介者の多さによって割引率を増やすというシステムも導入している。各地区の家庭ごとのホームパーティーを末端組織とし、メンバーやディーラーといった組織における立場ごとに異なる割引率が設定されている。またそれらを集めたアセンブリと呼ばれる講習会を開いている。台所のみならず家中の多くの器具をタッパーで埋め尽くすような利用者のことを「エレガンス」と呼ぶなどして、タッパーウェアブランドの浸透を図った。このような連鎖販売取引の販売方法はいわゆるマルチ商法まがいであるという批判も多い。 かつてTBS系「クイズ100人に聞きました」のスポンサーだった時期があり、予選会出場者に特製タッパーウェアを記念品として配布していた。
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