日本での営業サービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 07:33 UTC 版)
「無線アクセス」の記事における「日本での営業サービス」の解説
2021年12月現在の日本での固定無線アクセス (FWA) の契約件数が多い都道府県は北海道(1,403件)、沖縄県(596件)、富山県(387件)、高知県(304件)、鹿児島県(262件)、愛媛県(173件)の順となっている。 ブロードバンド普及前は下記以外にも多数の固定無線アクセスプロバイダーが存在していた。 26GHz帯加入者系無線アクセスシステムを使用するもの 26SS-D1方式ディジタル加入者無線(日本電信電話)- 26GHz帯無線を使用 Bフレッツ ワイヤレスアクセスタイプ(NTT東日本・NTT西日本) - 26GHz帯無線を使用。サービス終了。 Bフレッツ ワイヤレスファミリータイプ(NTT西日本) - 26GHz帯無線を使用。サービス終了。 あっと!はらまち(福島県原町市) - バックボーン回線にNTT東日本の特定地域向けIPデータ通信網サービスを使用。サービス終了。 アンライセンス帯無線LAN規格を使用するもの スピードネット 無線アクセスサービス(スピードネット→東京電力) - 2.4GHz帯のIEEE 802.11(FH方式)を使用。高速化のためのIEEE802.11bは電波干渉のために使えなかったとされる。サービス終了。 WIS-net(ワイヤレスインターネットサービス) - 関東・中部・九州の一部で提供。同技術を使用したものとしてNTT-MEの「WAKWAKピアル」(川崎市宮前区、 藤沢市湘南台)、大京とNTT-MEの合弁会社ファミリーネットジャパンの「サイバーホーム・ワイヤレス」(ライオンズマンション周辺)も存在した。2.4GHz帯のIEEE802.11およびIEEE802.11bを使用。ADSLなどの有線アクセスの普及によりサービス終了。 eoメガエア(ケイ・オプティコム) - 2.4GHz帯のIEEE 802.11bを使用。サービス終了。 TEPCOひかりマンションタイプ 5GHz無線プラン→ひかりone マンション タイプ無線(東京電力→KDDI) - 5GHz帯のIEEE 802.11aを使用。サービス終了。 Air11(ワイコム) - 北海道の一部地域で提供されていたが、エリアのAir5Gへの転換が進んでいる。2022年現在、北海道湧別町(旧上湧別町含む)でのみ提供。2.4GHz帯のIEEE 802.11bを使用。 5GHz帯無線アクセスシステム(高出力無線LAN、IEEE 802.11j)を使用するもの スカイネットV(オーレンス) - 北海道別海町、中標津町、寿都町、士幌町、上川町、芽室町、初山別村、妹背牛町、秩父別町、上富良野町、大樹町で提供。 ホエールネット/パイヌシマネット/宜野座BB(運営委託:NTTビジネスソリューションズ) - 沖縄県座間味村、渡嘉敷村、竹富町、宜野座村で提供。光ブロードバンド開通に伴い一部は終了している。 無線エリア(関西ブロードバンド) - FWAによる無線エリアは宮城県塩竈市および高知県安芸市 Air5G(ワイコム) - 北海道湧別町(旧上湧別町含む)、新篠津村、当別町、留寿都村、更別村、北見市、上士幌町、比布町、八雲町、標茶町、浜中町、鹿追町、音更町で提供。 鷹栖町FWA (旭川ケーブルテレビ) - 北海道鷹栖町で提供 はまなすFWAサービス(北海道岩見沢市) - バックボーン回線にNTT東日本の特定地域向けIPデータ通信網サービスを使用 あじさいネット 無線接続サービス/やませみネット 無線接続サービス (CBBS) - 前者は広島県安芸高田市で、後者は静岡県榛原郡川根本町で提供。IP一斉告知サービス(つながり隊伝言板、かわねフォン伝言板)もある。 固定系WiMAXを使用するもの テレメBB-WiMAX(沖縄テレメッセージ) - 4.9GHz帯を使用。沖縄県南城市、うるま市で提供。サービス終了。 なお地域WiMAX(後の地域BWA)は固定系WiMAXではなくモバイルWiMAXが中心となっていた(屋外設置型のモバイルWiMAX端末は存在した)。 ローカル5Gを使用するもの NURO Wireless 5G(ソニーワイヤレスコミュニケーションズ) - 4.8-4.9GHz帯ローカル5GとWi-Fi 6 (IEEE802.11ax) のアグリゲーションを使用。
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