新千葉ヶ崎第一小学校関係者
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「クニミツの政」の記事における「新千葉ヶ崎第一小学校関係者」の解説
坂上晋作 牛島(うしじま) 晋作の同級生。元々はいじめっ子だったが、晋作や他のいじめっ子と共に国光に誘拐されたことをきっかけに、晋作と和解する。 江頭富士夫(えがしら ふじお) 晋作のクラスメイトで、学級崩壊を主導するクラスのリーダー格。 典型的なモンスターペアレントである母親に甘やかされてきたため、教師や大人をナメており、学級崩壊を引き起こした。 国光の教育方針に異議を唱えズル休みを決め込むが、休み明けに国光に懐柔されていたクラスの中で孤立してしまう。最終的には国光に許され、クラスの輪に戻った。また、芽草に叩かれたことを批難する母親には自分の非を説き、辞めるきっかけをつくってしまった小倉に謝罪するなど、人間としての成長も見られた。 江狩玲於奈(えがり れおな) 晋作のクラスメイト。眼鏡をかけた小柄な少年で、国光からは「ガリレオ」と呼ばれる。 教育熱心な母親から英才教育を受けており、小学5年生にして数学の内容を理解していたり、社会情勢に興味を持つようになっていた。しかしそれ故にクラスの中では浮いた存在になっていて、虐めを受けていた。 国光との関わりを通じて勉強だけが人生ではない事を悟り、やがて野球の楽しさに目覚める。母親からは嘆かれたが、逆に関係が希薄だった父親とは良好な関係を築きつつある。 山下清太(やました せいた) 晋作のクラスメイト。常に鼻を垂らしているため、国光からは開口一番「ハナタレ」と呼ばれた。 クラスでも「アホ」呼ばわりされる程学力は低いが、国光とはほぼ対等であったため彼が出した問題を次々正解し、江狩を絶望させた。江狩が野球に目覚めた後はクラス委員長に就任し、瓶底眼鏡をかけている。 吉長小百合(よしなが さゆり) 新千葉ヶ崎第一小学校5年4組の担任。なかなかの美人で生徒からの人気も高い。 教員の中でも比較的まともな性格で、授業もビデオではなく教科書を使って行っている。国光に対し教育現場のどうにもならない現状を説くが、独自の授業で課題を次々とクリアしていく国光に一目置くようになる。 国光が教師を辞めた後も、坂上事務所に顔を出すことがある。また田吾作(後述)とは幼馴染であり、彼のエピソードにも関わるようになる。 芽草丈彦(めくさ たけひこ) 新千葉ヶ崎第一小学校5年1組の担任。 言うことを聞かない子供を相手に授業をする事にやりがいを感じなくなり、ひたすらビデオを見せるだけという手法の授業を行っている(これは他の教師も同様)。ただし生徒の質問に手早く答えたり、生徒の事を考えメダカを飼おうとするなど、教育者として無能なわけではない。 国光からは「芽クソ先生」と呼ばれ、本人も当初は嫌がっていたが、関わりを深めるにつれて気にしなくなった。教師としての喜びを思い出させてくれた国光に感謝しており、国光もまた彼のことを尊敬している。 花窪良枝(はなくぼ よしえ) 新千葉ヶ崎第一小学校5年2組の担任。 芽草と同様教育に対する態度はいい加減。芽草と違って教育態度を改めた明確な描写はないが、彼の指導法にあやかろうとする様子は見られる。職員室に飛び込んだ野球ボールが顔にめり込むといった不幸な目に遭う事が多い。国光からは「ハナクソ先生」と呼ばれる。 玉川金太郎(たまがわ きんたろう) 新千葉ヶ崎第一小学校学級主任。国光にビデオ授業を勧めた。国光からは間違えて「タマキン」と呼ばれる。 小倉(おぐら) 新千葉ヶ崎第一小学校5年3組の元担任。 元々は生徒想いで人気もあったが、江頭が主導する学級崩壊に遭い、心身を病んで退職。それから「子供」そのものに拒否反応を起こして嘔吐するようになってしまい、教壇に立つこともままならなくなってしまった。 国光の誘いで再び担任に戻ることを志し、トラウマを克服するために奮闘する。最後は国光と江頭の身体を張った演技によりトラウマを克服することに成功、江頭からも謝罪を受けて和解し、5年3組の担任に復帰した。 その後も坂上事務所のボランティアの中に顔を見せることがある。
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