放送の減少・事実上のコーナー廃止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 15:51 UTC 版)
「さんまのSUPERからくりTV」の記事における「放送の減少・事実上のコーナー廃止」の解説
開始から2003年10月頃まで本コーナーはほぼ毎週放送が行われていたが、同年11月以降は数週間に一回の放送に減少、2006年春スペシャル以降は放送回数が数ヶ月に一回とさらに減少。2009年春スペシャル(2009年3月15日)で過去に出場した名人を加えて久々に放送が行われ、これが実質的に最後の本コーナーの本編の実施となった。本コーナーの放送が減少・事実上の廃止となった理由としては、前述のやらせ疑惑に加えて、ロケする市町村が合併などでほとんど行き尽くしてしまったり(そのため、北日本方面(北海道・福島県以外の東北)もしくは西日本方面(静岡県以外の東海・北陸・関西・中四国・九州・沖縄)に遠征しない限りロケは難しい)、本番組のタイムテーブルの不安定さからやむを得ずほかのコーナーを放送しているなど、様々な要因が挙げられ(後期から末期にかけては中継クイズや他のコーナーをベースにした三択問題に差し替えられ、末期は通常のクイズ問題に変更されていた)、また、『高齢者を笑いの対象にして良いのか』という人権的な指摘や、当初は下ネタで回答した際はそのままテロップや音声で流していたが、2001年ごろからモザイクや信号音などで処理されていたように、番組内では公開出来無い様な解答が飛び出す事もある為、放送されなくなったという指摘もある。 その後、2010年9月19日放送分の本番組のコーナー「からくりグランプリ」内にて、「ご長寿ベストオブ名人は誰だ!」と題して傑作選が放送され、出演者の投票により、紹介された名人の中から『ベストオブ名人』が選出されたそして、本番組の最終回スペシャル(2014年9月7日)では、「大爆笑! ご長寿早押しクイズ傑作選」と題して傑作選が放送。さらに、2015年10月12日放送の特番『TBSもさんまも60歳 伝説のドラマ&バラエティー全部見せます!夢共演も大連発SP』の終盤でも当コーナーの傑作選が放送された。 2016年12月29日の「爆笑! 明石家さんまのご長寿グランプリ2016」番組内で復活した。各地で予選が行われ、その中から選ばれた3人(2018年以降は5人)が決勝へ進出。予選の司会は山本匠晃(TBSアナウンサー)、決勝戦の司会はレギュラーと同じく鈴木史朗が担当した。なお、決勝戦はレギュラー当時よりも少ない全8問で行われた。 その後も毎年12月下旬に「ご長寿グランプリ」として放送。同特番のセットも本番組末期のセットを手直ししたものが使われているほか、クイズの合間にはレギュラー時代の傑作選や「からくりビデオレター」などの企画をご長寿に絞ったものも放送されている。2018年は同コーナー開始当初から司会を務めてきた鈴木が80歳を迎えて「後進に譲りたい」という本人の希望から、決勝戦の司会をこれまで2回予選の司会を務めてきた山本に譲り勇退することとなった。鈴木は2019年に、スペシャルゲストとしてメインスタジオに登場した。
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