快樂

デジタル大辞泉

かい‐らく〔クワイ‐〕【快楽】

読み方：かいらく

心地よく楽しいこと。官能的な欲望の満足によって生じる、快い感情。けらく。「—をむさぼる」

[補説] 書名別項。→快楽

かいらく〔クワイラク〕【快楽】

読み方：かいらく

《原題、(イタリア)Il Piacere》イタリアの詩人・小説家・劇作家、ダヌンツィオの長編小説。1889年刊行。「罪なき者」（1892年刊）「死の勝利」（1894年刊）とあわせ、「薔薇の小説」三部作をなす。

け‐らく【^▽快楽】

読み方：けらく

１ 仏語。煩悩から解放されて得られる安楽。また、浄土の安楽。

２ 「かいらく（快楽）」に同じ。

「残忍の外—なし」〈露伴・五重塔〉

難読語辞典

快楽

読み方：カイラク（ｋａｉｒａｋｕ）

こころよく楽しいこと

快楽

読み方：ケラク（ｋｅｒａｋｕ）

宗教上の喜び、たのしみ

近代文学作品名辞典

快楽

読み方：ケラク（ｋｅｒａｋｕ）

作者 武田泰淳

初出 昭和35~39年

ジャンル 小説

ウィキペディア

快感

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/02 05:40 UTC 版)

快感（かいかん、希: ἡδονή, ギリシア語ラテン翻字: hēdonē、羅: voluptas、英: pleasure）は、気持ち良いと感じる事。快楽（かいらく）、享楽（きょうらく）とも。喜び・幸せ・満足等の感情と密接に結びついている。

ウィキペディア小見出し辞書

快楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/07/25 18:15 UTC 版)

「サディズム」の記事における「快楽」の解説

暴力的な行為を行ないながら性的な快楽が得られるか、という点については、「ランナーズ・ハイ」などと呼ばれる脳内麻薬物質の作用をもとに説明することも可能である。ただし、SM行為とされる鞭打ちや緊縛は重労働であり、それらの疲労や興奮から「ハイ」になることも指摘できる。そのため「単なる暴力」であっても「快楽」を得ていると受け取ることも可能なため、サディズムと暴力とが違うものであると認識されにくい要因の一つにもなっている[要出典]。 BDSM一般に言えることであるが、サディズムにおいてもマゾヒズムにおいても、心理的な補償や、カタルシスの効果が背景に多く存在する。発達課程におけるインプリンティングや学習、文化的・社会的な自己の存在主張（現存在の意味充足）などの実存的なプロセスもあり、人間における自由と束縛をめぐる心理複合の所産とも言える。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

快楽

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 04:07 UTC 版)

名詞

快 楽（かいらく、けらく）

1. こころよくたのしいこと。特に性的あるいは社会から認められがたい欲望を満たすときの充足感。
2. （けらく）（仏教）宗教上のよろこび。

発音^(?)

か↘いらく

か↗いらく

け↗らく

け↘らく

Weblio日本語例文用例辞書

「 快楽」の例文・使い方・用例・文例

• 快楽にふける
• 快楽を追う生活
• 快楽を追い求める
• 浮き世の快楽
• 彼は快楽主義者で、自分の好きなことしかしない。
• 彼女は快楽にふけった。
• 彼らは官能的快楽にふけった。
• 彼は快楽だけを求めて生きている。
• 彼はいつも快楽を追っている。
• 人間はいつでも二つの基本的な願望を持っている。即ち苦痛から逃れること、快楽に到達することである。
• 快楽しか求めない人もいる。
• 快楽を断つこと.
• 獣的な快楽.
• 肉体的快楽.
• 世俗的な快楽.
• 快楽を追う[自堕落な]女; 売春婦.
• 快楽を追い求める.
• 官能[肉体]的快楽.
• 彼の心は物質的快楽を超越している.