嵐電ブラッシュ・アップ プロジェクト
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「京福電気鉄道北野線」の記事における「嵐電ブラッシュ・アップ プロジェクト」の解説
2006年度より、「嵐電ブラッシュ・アップ プロジェクト」として以下のような事業を行っている。 嵐山本線・北野線の名称を「嵐電」に統一(2007年3月19日) 観光名所の最寄駅など、7駅の名称の変更(2007年3月19日) 車内アナウンスへの観光案内の導入 各駅への集合案内板の新設 各駅のリニューアル また、沿線に世界遺産や国宝を始めとする多くの観光地を有する嵐山本線・北野線では、これらに加えて以下のことが行われている。 嵐電界隈館 2006年10月に、まず北野線の両端の北野白梅町駅と帷子ノ辻駅を除く各駅に「嵐電界隈館」と称するその駅近辺の名所の大きな写真パネルが掲示された。続いて2007年9月には嵐山本線にも四条大宮駅・西大路三条駅・山ノ内駅を除く各駅に掲示された。上りホームか下りホームのいずれか片方に設置されていることが多いが、龍安寺駅と鹿王院駅は上下両方のホームに設置されている。カラー写真の作品だが、嵐山駅に掲示されたものだけは禅(天龍寺雲水)をテーマにしたモノクロ写真の連作となっている。この写真は写真家の森谷洋至の作品で、写真パネル脇に掲示されている「嵐電界隈館」の題字は書家の樋口華玄の筆による。 シンボルツリー 北野線の各駅には、2006年12月に帷子ノ辻駅を除く各駅にちなんだシンボルツリーや花壇などの植栽が行われている。シンボルツリーは木製の大型植木鉢に植えられていることが多いが、御室仁和寺駅と宇多野駅は地面に直植えされている。宇多野駅のモミジは以前から植えられていたものである。 その他 集合案内板は嵐電天神川駅開業(2008年3月)以前は北野線の各駅にしか掲示されていなかったが、嵐電天神川駅の開業に伴い、嵐山本線の各駅にも設置された。 駅名標は、以前は駅上屋に取り付けられているタイプと、ホームに2本足で立てられているタイプの2種類があったが、2007年3月19日のラインカラー正式導入時にホームに2本足で立てられているタイプのものはすべて撤去された。 駅名「嵐電界隈館」テーマ「嵐電界隈館」設置場所シンボルツリーシンボルツリーの由来北野線 北野白梅町駅未設置 未設置 白梅・カイノキ 「学問の木」であり、北野天満宮にちなむ(ただし、まだ設置されていない) 等持院駅等持院の庭園 下りホーム フヨウ 等持院庭園の「芙蓉池」にちなむ 龍安寺駅龍安寺の石庭 両側ホーム ユキヤナギ 龍安寺石庭白砂をイメージする白い花 妙心寺駅妙心寺の雲龍図 上りホーム ナツツバキ 妙心寺塔頭東林院にちなむ 御室仁和寺駅御室仁和寺二王門 下りホーム 御室サクラ 桜の名所・御室仁和寺にちなむ 宇多野駅福王子神社の蟇股 上りホーム モミジ 紅葉の名所・高雄の入口にちなむ 鳴滝駅鳴滝 上りホーム ミツバツツジ 桜の後、鳴滝の山々に咲く 常盤駅常盤 下りホーム ハナズオウ 常盤御前にちなむ 撮影所前駅当時未開業 帷子ノ辻駅未設置 未設置 未設置
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嵐電ブラッシュ・アップ プロジェクト
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「京福電気鉄道嵐山本線」の記事における「嵐電ブラッシュ・アップ プロジェクト」の解説
2006年度より「嵐電ブラッシュ・アップ プロジェクト」として以下のような事業を行っている。 嵐山本線・北野線の名称を「嵐電」に統一(2007年3月19日) 観光名所の最寄駅など、7駅の名称の変更(2007年3月19日) 車内アナウンスへの観光案内の導入 各駅への集合案内板の新設 各駅のリニューアル また、沿線に世界遺産を始めとする多くの観光地を有する嵐山本線・北野線では、これらに加えて以下の取り組みが行われている。 嵐電界隈館 2006年10月に、まず北野線の両端の北野白梅町駅と帷子ノ辻駅を除く各駅に「嵐電界隈館」と称するその駅近辺の名所の大きな写真パネルが掲示された。続いて2007年9月には嵐山本線にも四条大宮駅・西大路三条駅・山ノ内駅・帷子ノ辻駅を除く各駅に掲示された(なお、嵐山駅では10月4日に「駅の足湯利用者30万人突破記念セレモニー」に合わせて除幕式が行われた)。駅により上りホームか下りホームのいずれか片方に設置されていることが多いが、龍安寺駅と鹿王院駅は上下両方のホームに設置されている。カラー写真の作品だが、嵐山駅に掲示されていたものだけは禅(天龍寺雲水)をテーマにしたモノクロ写真の6枚連作となっているほか、嵐山本線に設置されたものの一部には写真の枠外にその写真にちなんだ和歌が書かれている。なお、パネルの写真は写真の家森谷洋至が、パネル脇の「嵐電界隈館」の題字は書家の樋口華玄が手がけたものである。 嵐電各駅美術館 2010年11月10日から12月19日までの予定で嵐山本線の9駅に「てんしとカノーネ」絵本画パネル展が行われた。「嵐電界隈館」が設置された駅では一時的に絵を張り替えて開催された。後に開催期間が2011年3月末日まで延長されている。 シンボルツリー 北野線の各駅には、2006年12月に帷子ノ辻駅を除く各駅にちなんだシンボルツリーや花壇などの植栽が行われている。嵐山本線には未設置である。 その他 集合案内板は嵐電天神川駅開業(2008年3月)以前は北野線の各駅にしか掲示されていなかったが、嵐電天神川駅の開業に伴い、嵐山本線の各駅にも設置された。 駅名標は、以前は駅上屋に取り付けられているタイプとホームに2本足で立てられているタイプの2種類があったが、2007年3月19日のラインカラー正式導入時にホームに2本足で立てられているタイプのものはすべて撤去された。 駅名「嵐電界隈館」テーマ「嵐電界隈館」設置場所嵐山本線 四条大宮駅未設置 未設置 西院駅西院春日神社 上りホーム 西大路三条駅未設置 未設置 山ノ内駅安全地帯につき設置不可 設置不可 嵐電天神川駅未設置 未設置 蚕ノ社駅木嶋神社 上りホーム 太秦広隆寺駅東映太秦映画村 上りホーム 帷子ノ辻駅未設置 未設置 有栖川駅斎宮神社 下りホーム 車折神社駅車折神社 上りホーム 鹿王院駅油掛け地蔵(上り)・鹿王院(下り) 両側ホーム 嵐電嵯峨駅広沢の池 上りホーム 嵐山駅禅(天龍寺雲水) 1番線降車用ホーム横
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