山陽電気鉄道荒井駅列車脱線事故とは? わかりやすく解説

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山陽電気鉄道荒井駅列車脱線事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)

日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「山陽電気鉄道荒井駅列車脱線事故」の解説

2013年平成25年2月12日 15時50分頃(列車脱線事故踏切障害に伴うもの〉) 兵庫県高砂市荒井町南栄町山陽電気鉄道本線荒井駅近く神鋼踏切で、山陽姫路阪神梅田行き直通特急50306両編成)と自動車運搬トラック後部接触して先頭の2両が脱線して電車そのまま沿線住宅外壁ベランダなどを破壊しながら進行し先頭車両荒井駅ホーム激突して停止した自動車運搬トラック踏切横断する際に、約10メートル先の交差点信号待ちをしていた車があったにも関わらず踏切進入後部残した状態で停止したところに下りてきた遮断棹が、直立収納状態にあった後部スロープ板(自動車積載乗降させる際に使用する道板)に挟まってしまい、これに気付いたトラック運転者スロープ地面下ろして遮断棹を外しトラック前に進めようとしていたところ、下ろしたスロープ直通特急車輪乗り上げて脱線した。 これにより、電車運転士重傷乗客13名と信号待ちをしていた車の運転者トラック運転者軽傷負ったトラック運転者は後に列車往来危険罪および自動車運転過失傷害罪容疑逮捕・起訴され、禁錮2年6か月執行猶予4年)の有罪判決受けた同事故を受け兵庫県公安委員会事故起こした踏切について通行規制設け終日線路立ち往生のもととなる、大型自動車中型自動車大型特殊自動車北行への通行禁止したまた、トラック進入誘発した信号予告灯を撤去し信号機増設及び信号灯器のLED化を行ったこの他特徴類似した踏切について、踏切から直近の交差点までの路面カラー舗装などの注意喚起対策行ったまた、2018年には高砂市によって当駅を含む尾上の松駅 - 伊保駅間の連続立体交差事業検討行っている事が明らかになっている。2022年度に国から新規着工準備箇所として採択された。 この事故被災した編成先頭2両は激し損傷受けたため長期運用離脱余儀なくされ、2014年5月川崎重工業出場するまで車両組み換え措置取られた。

※この「山陽電気鉄道荒井駅列車脱線事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
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