富士見署交通課 四係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/24 14:11 UTC 版)
「警死庁24時」の記事における「富士見署交通課 四係」の解説
イベントのぬいぐるみショー・学校などでの交通安全教室がメインの仕事。しかしそれは表の顔であり、その実態は警視庁の手に負えない事件が発生した時に出動する「警死庁」メンバーの集まりである。 山吹鉄之助(やまぶき てつのすけ) 主人公。19歳。伝説の警察漢「鉄の腕」を父に持つ若き警察官。階級は巡査。警察官として熱い魂と職業意識を持っている。警察学校の成績は中の下。私服のセンスがない。クライマックスのシーンでは本人の意思とは関係なく全裸になることが多い。高峰署長から事あるごとにセクハラを受ける。配属されて間もなく、警死庁の存在を知らされることになる。警死庁の謎と父の死の真相を知るため、入庁試験を受けて見事合格、晴れて警死庁の一員となった。物語が進むにつれて「鉄の腕」の能力に目覚め、「巡殺」に昇進。識別信号(コード)は父と同じ「鉄の腕」。自力で編み出した必殺技「鉄の嵐(アイアンストーム)」も奇しくも父と同じ技である。 木ノ下コーヘイ(きのした こーへい) 鉄之助の同僚、先輩。銃器の扱いに長けた「警察漢」。警察官としての階級は巡査。制服ではなく、スーツを着用している。パンダの着ぐるみが気に入っており、着たまま発砲したことが何度もある。木ノ下の入庁試験は「玉子地獄試験」(詳細不明)であり、最多玉子記録を塗り替えたことがある。途中、コーヘイ=キノシータと名乗っているので、フルネームは「木ノ下コーヘイ」もしくは「木ノ下コウヘイ」と推測される(漢字不明) 。作者の前作『たのしい甲子園』に登場した木ノ下と同一人物。作者自身のブログによれば、当初の構想では鉄之助は『たのしい甲子園』の主人公である太田と闘う予定で、その伏線として木ノ下を出したと語っているが、実際には太田の存在を匂わせることすらなく物語は終わった。識別信号(コード)は「マッドドッグ(狂犬)」だが、木ノ下本人はこのコードを気に入っていない。 千夏(ちなつ) 鉄之助の同僚、先輩。格闘技を極めた「警察漢」。実は腹話術・着ぐるみなどが嫌いで、四係としての仕事にはいまだ慣れない様子。警死庁では「阿修羅王」として名が通っており、その強さ・無慈悲さは有名であるようだ。ドSである。識別信号(コード)は「阿修羅王」。 鬼頭雪之丞宗親(きとう ゆきのじょう むねちか) 通称「おやっさん」富士見署四係に所属する謎の老人。警察漢の一人であるが、鉄之助曰く「(繰り出した技が視認できなかった為)何の達人か見当すらつかない」。警死庁創設メンバーの一人で江戸時代生まれ。識別信号(コード)は「生ける伝説(レジェンドオブライフタイム)」。 高峰(たかみね)署長 富士見署の署長。ホモセクシャルであり、「狙った獲物は逃がさないハンター」と言われている。鉄之助がお気に入りだが、初対面のときに速水も狙っていた。終盤で彼も警察漢であると判明。元マジシャンであり、その道では有名な人物であったようだが、頑鉄により警死庁に引き抜かれたという過去を持つ。識別信号(コード)は「背徳の紳士(インモラル・ジェントルマン)」。作者の別作品『超・大魔法峠』や『野獣社員ツキシマ』にもよく似た人物が登場しており、作者のお気に入りキャラと思われる。 クリスティーヌ=ヤマガタ 署長秘書。立ち居振る舞いはおっとりしているが、かなりの毒舌家である。署内でも私服である。フリフリかつ少女趣味の服はバトルドレスという特殊な物であり、関の刀匠が鍛えた刃が65536本仕込んである。暴走族を一人で壊滅させ、バイクを真っ二つにする程の切れ味と実力を持っている。警察漢の一人だが、専門は情報収集および解析。腕力では警死庁(正しくは警察漢だろう)最弱とは本人の弁。バトルドレスを脱ぐと真の実力が出せる模様。識別信号(コード)は「氷の剣(アイスブランド)」
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