安慧 (天台宗)とは? わかりやすく解説

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安慧 (天台宗)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 23:25 UTC 版)

安慧(あんえ、延暦13年(794年)- 貞観10年4月3日868年5月2日))は、平安時代前期の天台宗。俗姓は大狛氏。河内国大県郡の出身。

生涯

幼少のころに下野国小野寺山大慈寺の広智(こうち)に師事して出家[1]、ついで比叡山に登って最澄円仁について顕教密教を学んだ。遮那業学生(密教専攻の学僧)として得度し、規定により12年篭山修行を行った。その後、承和11年(844年)には出羽国の講師に任じられ、その地の法相宗徒の多くを天台宗に改宗させたという。承和13年(848年)、延暦寺定心院十禅師に任じられ、内供奉十禅師を経て、貞観6年(864年)には天台座主に就任した。

脚注

  1. ^ 上田正昭、津田秀夫、永原慶二、藤井松一、藤原彰、『コンサイス日本人名辞典 第5版』、株式会社三省堂、2009年 68頁。



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