奥の細道シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 05:19 UTC 版)
「ギャグマンガ日和の登場キャラクター (パロディ系)」の記事における「奥の細道シリーズ」の解説
松尾芭蕉(まつお ばしょう) 声:内藤玲 実在した歴史人物。江戸時代の俳人。かなり間抜けで、わがままで落ち着きがなく、かなり自分勝手。一人称は「私」。 伊賀国の出身で忍者ではないが、自分が忍者と勘違いしたことがある。 万年スランプでまともな俳句はほとんど作れておらず(五七五になっていない、季語が入っていない)、そのたびに曽良に罵倒されながらお仕置きされるため、曽良からは「俳句ヘタ男」と呼ばれている。だが、稀に秀作を生み出す。 ウニが好物の模様。自分のことを、嘘をついてでも自分の伝説を作ろうとするナルシストである。2巻29幕にて一度曽良に絶交された。しょんぼりすると「松尾芭しょんぼり・・・」などという。水切りが上手い。 第1回キャラクター人気投票ではうさみと同着の4位。第2回での人気投票では1位となった。 河合曽良(かわい そら) 声:前田剛 実在した歴史人物で、芭蕉の弟子だが、史実より若い10〜20歳代近くの容姿に描写されている。一人称は「僕」。 普段は物静かだが、怒るとものすごく怖く、芭蕉も彼には頭が上がらない。それに芭蕉には全く興味がないらしく、常にふてぶてしい態度でいる。また、芭蕉に水切りで負けた時に「フン、まあいいですよ。芭蕉さんにも一つくらい僕に勝てることがあっても…。」とイライラしていた。 時には芭蕉に命令を下すなど、自分が師匠のように思われる。それに、弟子にもかかわらず、芭蕉の前を歩いている。かなり不器用。 万年スランプである芭蕉を軽蔑し、時には暴行に及ぶ。そのため、芭蕉専用の『断罪チョップ』を作る。 スランプ時の芭蕉よりも遥かに俳句が上手い。芭蕉に頼まれたおつかいでのおつりを自分のものにしたり、芭蕉の家で言葉通りくつろいだりと、芭蕉を自分より下に見ている描写がある。旅に同行したのも苦しむ芭蕉が見たいからで、今で言うドSであるが、芭蕉を助けたり、毎朝起こしたり(ただしキックでだが)、稀に芭蕉が良い俳句を作ると素直に褒めるなど、優しい一面もある。 キャラクター人気投票では聖徳太子に僅差で敗れ2位。第2回人気投票4位。 マーフィー君 松尾芭蕉の唯一の友達でありぬいぐるみ。老けた顔の熊の姿をしている。芭蕉の涙がしみ込んでいるらしい。元禄2年ぐったりランキング78位。芭蕉のカバンの半分は彼のためのスペースになっていて、芭蕉が持ち歩くカバンに付いている以外、数体が確認されている。キャラクター人気投票第6位。 メカマツオ 曽良と仲直りするために芭蕉が厚紙で作ったロボの着ぐるみ。3号まであるが、2号はガンダム風になっており、3号は材料がたりなかったのか(芭蕉曰く「厚紙とか買うお金もうなくて…」らしい)みずぼらしくなっている。 ニセ芭蕉(ニセばしょう) 1巻で芭蕉たちが旅行をしている途中、福島の飯坂にある旅館に泊まった時登場する人物。自らを松尾芭蕉と偽って宿泊し、旅館から優遇を受けていた。 鈴木清風(すずき せいふう) 実在した人物。芭蕉とは旧知の間がらであった尾花沢の俳人。本業は紅花商人で本名・鈴木道祐(すずき みちう)。尾花沢で芭蕉を招き、句会を行う。 渋谷風流(しぶや ふうりゅう) 声:うえだゆうじ 実在した新庄の俳人。清風同様の豪商で本名・渋谷甚兵衛(しぶや じんべえ)。芭蕉が新庄を訪れた際に彼を自宅に招くが、芭蕉がマジヤバダケを食べていたために生贄にされそうになる。しかし、曽良に助け出された。必殺技は「風流サイバーマルチバケーション」。幼少の頃父の両目を潰してしまったために封印していた。 かさね 那須野にて芭蕉たちが出会った少女。変な句しか作れない芭蕉を「ばかやろう」と一蹴。逆にすてきな句を詠んだ曽良のことは慕っており結婚するとも言った。実際に「奥の細道」の中の「那須野の少女」にかさねという少女が出てくる。 伊井肺苦好夫(いいはいく すきお) 「ギャグ漫画の2大奇才によるクロスコラボ!!」と題された企画で、増田こうすけが「ピューと吹く!ジャガー」を、うすた京介が、「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」を執筆した際、うすた京介が「ギャグマンガ日和」内に登場させたキャラクター。いい俳句にはいくらでもお金を出し、そのかわりダメな俳句はとことん蔑むと言う大の俳句好き。(しかし、意外とダメな俳句もいけるようである。) 芭蕉と曽良のコンビは主に「細道組」と呼ばれることもある。
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