外国貿易コンテナとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 外国貿易コンテナの意味・解説 

外国貿易コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:21 UTC 版)

大船渡港」の記事における「外国貿易コンテナ」の解説

2007年平成19年3月30日に第1便が就航した大船渡港韓国釜山港を結ぶ外国貿易定期コンテナ航路取り扱い実績まとまった同年4月 - 9月までの半年で、輸出入合わせて1309TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個)。取扱量増加傾向続いており、9月は1週あたりの平均取扱量が約90TEUと、港湾関係者目標として挙げる「1週100TEU」に近づいている。輸出主体冷凍水産物割合が多いなど、全国地方港には無い大船渡港特徴明らかになっている。 今年度上半期貨物取り扱い状況は、大船渡市同年10月12日開いた記者会見明らかにした。4月から9月までのコンテナ取扱量は1309TEU。この期間は、週1便ペース23寄港したこのうち実際に荷物入っている実入りコンテナは785TEU。同市によると、取扱総数空コンテナ含めた実績を示すのが一般的だと言う。一便平均取扱量は57TEU。1ヶ月ごとの推移で見ると、4月は21TEUであったが、その後、5ヶ月連続前月上回る実績続き9月は448TEU(5便)と一週平均で90TEUとなった大船渡市経済界目標とする初年度コンテナ取り扱い個数は4757TEUで、1便平均で100TEUが必要。県内外の民間企業中心としたポートセールスを担う関係者も「今秋までに100TEU」を掲げるが、3となる取り引き8月1回9月に2回あるなど、目標としている数値に近づいている。 輸入は648TEUで、輸入は661TEUとほぼ同数。ただし、輸入のうち空コンテナは約半数占めるため、実入りでの実績を見ると輸出のほうが多い。輸出輸入上回るのは国内地方港でも珍しいケースである。 輸出の4分の3が水産物占める。冷凍水産物温度管理ができるリーファーコンテナによって運ばれる大船渡気仙沼など三陸沿岸水揚げされサバカツオといった冷凍水産主体で、釜山経由後、中国タイ輸送されるこれまで仙台京浜地区の港を利用していた荷主大船渡を選ぶケース多く見られるようになったドライコンテナによる輸出紙類プラスチック類が多い。 一方輸入県内陸部からの工業機械部品利用本格化している。季節にちなん商品需要などから雑貨類も増加しているとのことである。定期航路開設しているのは韓国大手船社の興亜海運で、小名浜仙台塩釜港経て毎週末に大船渡港寄港コンテナターミナル岩手県内最大水深の-13m岸壁供用している野々田埠頭に県が整備し荷役クレーン大船渡市内の経済界中心となって立ち上げた大船渡国際港湾ターミナル協同組合」が設置した今後冷凍水産物増加対応できるよう、リーファーコンテナ用の電源設備といった港湾機能充実ドライコンテナ取引拡大荷主へのサービス向上などが求められている。甘竹勝郎大船渡市長は「水産品輸出当初予想よりも多く推移している。全国的に注目され航路開設によって大船渡事務所設置した企業もあると聞く1日早く目標数値まで持っていきたい。」とコメントした

※この「外国貿易コンテナ」の解説は、「大船渡港」の解説の一部です。
「外国貿易コンテナ」を含む「大船渡港」の記事については、「大船渡港」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「外国貿易コンテナ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「外国貿易コンテナ」の関連用語

外国貿易コンテナのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



外国貿易コンテナのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの大船渡港 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS