基本的分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 07:17 UTC 版)
リボンには幅の広い反物を細長くヒートカット(融断)または高周波カットした広幅カットリボンと、最初から細長くリボン状に織機で織り上げた織リボン(細織幅リボン)がある。広幅カットリボンは裁断により製造するので大量生産が可能で安価である。織リボンは個々に製造されるものでリボンに織りの耳がある。 織リボンにも織り方により様々な種類があり、代表的なものは経糸と緯糸を交互に上下して織る平織(正織)と、経糸と緯糸を5本以上用いて織り上げる朱子織である。平織は単純な織り方だが丈夫で摩擦に強い。朱子織には表面と裏面があり経糸と緯糸の一方だけが表面に出るようにした織り方になっているため独特の光沢と柔軟性がある。
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基本的分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 04:12 UTC 版)
屋根は住宅を作って風雨を避けるために工夫されたもので古今東西を通じて類似したものがみられる。 建築家の長野宇平治は数種の屋根の分類を行い、線によって直線形、曲線形、複曲線形、円形の4種類に分類し、形によって切妻、寄棟、四阿、入母屋、方錐、円錐、円屋根、宝珠形の8種類に分類した。また、地理学者の藤田元春は屋根の形状を、 片流れ 招造 切妻 方形(宝形、方錐) 寄棟 片入母屋 入母屋 円錐 円屋根 に分類し、世界に存するあらゆる屋根はこれらに分類できるとした。
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基本的分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 14:20 UTC 版)
組物の発展は、大規模建築の発展に必要不可欠なものであった。垂木を支える水平材を桁(けた)といい、桁のうちもっとも外側(軒先寄り)に位置するものを丸桁(がぎょう)という。丸桁は奈良時代には文字通り断面円形のものが多かったが、後世にはすべて断面方形のものとなる(ただし、断面形状にかかわらず、上記の位置にある水平材を「丸桁」と呼ぶ)。丸桁をより先に出し建築の軒を深くするため、組物は複雑化していった。 最も単純な柱の上に舟形の肘木を置くのみの舟肘木(ふなひじき)から、柱上に大斗を置いて肘木を受ける大斗肘木(だいとひじき)の形式、大斗の上の肘木にさらに3箇の巻斗を載せる平三斗(ひらみつと)、大斗上の肘木を十字に組み、壁面から直角に挺出した肘木の先端に斗を載せた出三斗(でみつと)と複雑化していき、さらに発展させたものが出組(でぐみ)となる。出組は出三斗の壁面から挺出した肘木の先端に組物を組んで丸桁を受ける形式である。出三斗の場合、丸桁は前方に持ち出されず、柱や壁と同じ面にあるが、出組の場合は肘木を前方(壁と直角の方向)に持ち出し、その上に斗と肘木を組み、その上に丸桁が乗るため、丸桁は柱や壁から離れている。 出組からさらに1段外へ挺出したものを二手先(ふたてさき。二手先組ともいう。以下同)、二手先から更に1段外へ挺出したものを三手先(みてさき)という。この意味では、前述の出組は「一手先」ということになるが、通常は一手先ではなく出組という。 東大寺南大門のように六手先に至るまで組むものもあるが、通常建築で用いられるのは三手先までで、四手先以上は真言宗、天台宗の両密教固有の多宝塔などの建築において例外的に使用される。なお、二手先以上になると多く尾垂木(建物内部から突き出した太い斜材)、支輪、小天井(こてんじょう)を伴う。 石山寺蓮如堂の舟肘木 法隆寺三経院の大斗肘木 法隆寺東大門の平三斗 東大寺転害門の出組 円覚寺三門の二手先 石山寺東大門の三手先 三手先には珍しく尾垂木を用いていない 酒見寺多宝塔の四手先
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