地球・たてがみ族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 03:45 UTC 版)
獅子堂 たかし(ししどう たかし) 地球人の父と、ロゼッタ星人の母との間に生まれた混血児。設定年齢16歳。メガロン・ブレスレットの力でエナジースーツ(赤)を装着し、高嶺壮源によって仕込まれた拳法を武器に黒星族と戦う。「エナジー・アップ」により、エナジースーツを装着することで飛行可能となり、黒星怪獣が出現した際には空を飛んで現場に直行し、メガロマンに変身する。また「スクラムエナジー!」のコールとともに、ブレスレットを介して、仲間たちに自身のエネルギーを注入することで、エナジースーツを着用、パワーアップさせることができる。一度は黒星族に囚われてキャプテン・ダガーの嘲笑を浴びるが、奴隷にされた同族の青年の犠牲により逃がされる。 獅子堂 マリ(ししどう マリ) たかしの母でロゼッタ星人のたてがみ族。本名は「ローズマリー」。宇宙飛行士であった獅子堂剛とは、彼がロゼッタ星へ不時着したのがきっかけで結婚し双子を出産するが、たてがみ族と黒星族の抗争のさなか双子は生き別れとなり、ロゼッタ星も黒星族に征服されたことで地球に亡命。黒星族による地球侵略作戦を察知し、第1話で息子のたかしにメガロン・ブレスレットを、第2話でたかしの正体を知った仲間たちに、出自を明かした上でブレスレットを授ける。ロゼッタ星を脱出する際に使った宇宙船から、たかしたちに指示を送る戦闘アドバイザーの役目も負う。首筋の痣からダガーが失われたもう1人の息子・ひろしだと気づき彼にそう訴えるが、離れていた時間が長すぎて退けられる。 獅子堂 剛(ししどう ごう) たかしとひろしの父で宇宙飛行士の地球人。高嶺壮源の友人で拳法の達人。第1話の回想場面で、ダガーとの戦いに敗れ死んだと思われていたが、第22話で生存が判明。反乱軍を率いて黒星族と戦う傍ら、ロゼッタ星からたかしたちへの支援活動を行う。第30話でロゼッタ星の黒星族掃討に成功して地球に向かっていたことが判明し、最終回でマリが告げたのに続きダガーに「お前は私たちの息子だ」と訴えるが、拒絶される。妻や息子との再会を果たし、ロゼッタ星と地球の平和が尊い犠牲の末に訪れたことを実感する。 高嶺 ラン(たかみね ラン) たかしの恋人で高嶺壮源の娘。設定年齢17歳。第2話でマリからメガロン・ブレスレットを授与される。専用のレオタード型エナジースーツ(ピンク)を装着して黒星族のインベーダーと戦う。当初「たかしを愛する半面、敵であるダガーにも心を動かされる」という設定が存在したが、そのような描写は一切みられない。 由利 兵介(ゆり ひょうすけ) 第2話でメガロン・ブレスレットを授与され、専用のエナジースーツ(黄)を装着して黒星族のインベーダーと戦う。設定年齢17歳。新聞記者の兄にも内緒で戦う。第29話では捕えられて怪獣テロギラスにされる。奥多摩出身だったが故郷の村は小河内ダムの湖底に沈んでいることが第19話で語られる。 黒川 精次(くろかわ せいじ) 第2話でメガロン・ブレスレットを授与され、専用のエナジースーツ(青)を装着して黒星族のインベーダーと闘う。設定年齢17歳。自動車修理工の父(演 - 和久井節緒)にも内緒で戦う。第25話で、ベーロックの放った短刀からたかしをかばって致命傷を負い、怪獣ザターンに苦戦するメガロマンを叱咤激励しつつ息絶える。 猿 一平(ましら いっぺい) 第2話でメガロン・ブレスレットを授与され、専用のエナジースーツ(緑)を装着。設定年齢12歳。猿の動きを真似た拳法とスペースインベーダーごっこという戦法で黒星族のインベーダーと戦う。このことはラーメン屋を営む両親(演 - 当銀長太郎、藤江リカ)にも、内緒である。 高嶺 壮源(たかみね そうげん) ランの父で高嶺中国拳法会、通称・高嶺道場の師範。獅子堂剛の友人でたかしや兵介たちの師匠でもある。たかしとマリのことは剛から母子に託されていた手紙でその素性を知り、離れの土地を提供して住まわせる。国防省の司令官を務めていた友人、神谷(演 - 外山高士)が、第18話で黒星族の女インベーダー(演 - 黒田福美)に暗殺されたため、神谷の遺志を継いで国防省防衛隊の司令官になる。第30話でベーロックの策略で捕えられ、ランの手で解放された後にベーロックと相討ちとなる。
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