国連軍の鉄騎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 06:37 UTC 版)
主に国連として併合されたドイツ系の技術が使用されている。単純な重装甲化によって防御力を強化している為、直線的な形状をしている。武装も火力を重視した大口径砲を装備しており、携帯弾数は少ない。基本性能は高いが機体重量や生産コストの高さなどの問題があるため、路外機動性や稼動率などの機械的信頼性は低い。 六二式軽鉄騎 七一式以前に対鉄騎自走砲として開発された小型鉄騎。防衛戦を主眼とした設計の機体であり、車体と砲塔が一体化した固定式戦闘室を有している。20年以上前に開発された機体だが、運用コストが高い大・中型鉄騎を補完するために、今なお第一線で運用が続けられている。スペック 全長×全幅×全高:9270(車体長5760)mm×4830mm×4770(膠着時2770)mm 総重量:47.75t 走行速度:69.8km/h 歩行速度:27.6km/h 行動距離:177km エンジン:V型8気筒ガソリン×1(機体)、直列4気筒ガソリン×2(脚部) 武装:75mmPak39L/48砲、7.92mmMG34機関銃×1 砲塔装甲厚(防盾×側後方):180mm×80mm 車体装甲厚(前面×側後方×上下面):60mm×20mm×15mm 乗員:3名 七一式鉄騎 国連軍の主力鉄騎。対鉄騎戦闘を主眼とした機体で、強力な武装と装甲を有している。光学・電気機器なども優秀な物を装備しており、高い戦闘能力を誇るが、メカニズムが複雑なため保守・整備性が低く、国連軍製鉄騎共通の問題点であるコストの高さも相まって、稼動率は低い。スペック 全長×全幅×全高:11686(車体長8227)mm×6332mm×5287(膠着時3132)mm 総重量:57t 走行速度:69.8km/h 歩行速度:34.6km/h 行動距離:100km エンジン:V型8気筒ガソリン×2(機体)、直列4気筒ガソリン×2(脚部) 武装:88mmKwK43L/71砲×1、7.92mmMG34機関銃×2 砲塔装甲厚(防盾×側後方):180mm×80mm 車体装甲厚(前面×側後方×上下面):150mm×80mm×40mm 乗員:4名 重鉄騎 国連軍所有の大型鉄騎。HVT(Heavy Vertical Tank)とも呼ばれる。 七一式鉄騎が小型に錯覚する程巨大で、重厚な外観そのままに堅牢な装甲を持ち、大口径主砲やロケット弾、迫撃砲、対人機銃等多数の兵装を搭載している。 特筆すべき点としてシリコンカビ汚染下でも稼働するコンピューターを搭載しており、これにより操縦士1人で運用が可能。完全自動化された弾道計算や自動装填システム、姿勢制御機能は速度・精度共に人力の従来型鉄騎を遥かに上回り、単騎でも小隊規模の鉄騎部隊を一方的に蹂躙してのける絶大な戦闘能力を有している。 後に故障車両が鹵獲され、コンピューターの中枢に脳改造を施された人間が生体電子パーツとして組み込まれている事が判明する。製造には捕虜や占領地から拉致された民間人が用いられ、重鉄騎だけでなく通信施設や弾道ミサイルの地上管制にも用いられていた。スペック 全長×全幅×全高:16.6m(車体長13.0)m×11.5m×8.0m 武装:120mm51口径砲、20mm機関砲×2、12.7mm自動機銃、6連装ロケットランチャー、迫撃砲、クレイモア(散弾地雷) 乗員:1名 チェン・ウェン機 ストーリー後半に登場するカスタム機。主砲を両側面に搭載する専用の戦闘室へ換装し、背部の六連装ロケットランチャーを大型ロケット弾4発に換装し絶大な瞬間火力を有する。 生体電子パーツの安定性から重鉄騎のカスタマイズは継戦能力を度外視する傾向にあり、彼以外にも同様のカスタマイズを施した機体が登場している。 マオ・リー機 マオ・リー大佐が搭乗する黒いカスタム機。機体そのものは通常型だが、背部へ六連装ロケットランチャーを2基、機体左側面へ大型ロケット弾2発を増設。 更にエンジンを大出力のガスタービンエンジンへ換装し、彼の極めて高い操縦能力と電子制御のサポートにより尋常でない機動性を発揮する。
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