アメリカ軍の鉄騎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 06:37 UTC 版)
主に避弾経始を重視した曲線的な形状をしており、砲の小口径化と引き換えに携帯弾数を増加させている。国連軍の鉄騎と比較すると性能は劣るが機械信頼性や生産性は高く、アメリカ軍の高い生産能力に物を言わせた物量作戦を得意としている。 M5 クォントリル アメリカ軍の主力鉄騎。列強の鉄騎と比較すると武装・装甲共に貧弱であるが、無線機やベリスコープなどは高い品質を保っている。良好な整備性による稼働率の高さや新兵でも扱える高い操縦性などから、機械的な信頼性は高い。また、被弾時に炎上しにくく、脱出しやすい生存性を重視した設計となっている。スペック 全長×全幅×全高:5164(車体長4581)mm×6068mm×4843(膠着時3155)mm 総重量:32.3t 走行速度:69.8km/h 歩行速度:27.6km/h 行動距離:151km エンジン:星型空冷9気筒ガソリン 武装:76.2mmM1砲×1、7.62mmM1919機関銃×1 砲塔装甲厚(防盾×側後方)::88.9mm×63.5mm 車体装甲厚(前面×側後方):63.5mm×38.1mm、 乗員:3名 M7 スウィフト アメリカ軍の中型鉄騎。強力になった国連軍鉄騎にM5では対抗できなくなった事から開発された。M5より一回り大型の機体で、従来の鉄騎と比較すると大幅に防御性能が向上している。また、後の改良や追加装備の増設に対応するために機体設計に余裕が持たされており、後のM7B1やM7B1Vの開発に役立ったものと思われる。スペック 武装:50口径90mmカノン砲、20mm機関砲 乗員:4名 M7B1 スウィフト2 M7をベースとした改良型鉄騎。M7の副砲が撤去され、副砲があったスペースに敵重鉄騎から捕獲した大口径砲を新たに装備している。砲の威力は高いが、携帯弾数が少ないのが欠点。スペック 武装:51口径120mm榴弾砲、50口径90mmカノン砲 乗員:4名 M7B1V タキプレウス M7B1の武装と装甲を更に強化し、総合性能を大きく向上させた鉄騎。装甲が純粋に強化された他、車体や脚部には成形炸薬弾対策として、スペースドアーマー(空間装甲)が採用されている。また、武装面でもM7B1の物に加えて、対歩兵・非装甲車両用の機関銃2丁が新たに装備された。スペック 全長×全幅×全高:11430(車体長8443)mm×8361mm×4958(膠着時2703)mm 総重量:61t 走行速度:60〜70km/h 歩行速度:40km/h 行動距離:161km エンジン:V型液冷8気筒ガソリン 武装:50口径90mmM3砲×1、50口径120mm砲×1、12.7mm機関銃×1、7.7mm機関銃×1 砲塔装甲厚(防盾・前面×側後方):165.1mm×114.3mm 車体装甲厚(前面×側後方):114.3mm×88.9mm 乗員:4名
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