名古屋事件とは? わかりやすく解説

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なごや‐じけん【名古屋事件】


名古屋事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 13:15 UTC 版)

名古屋事件(なごやじけん)は、1884年明治17年)12月、加波山事件後解党していた旧自由党の党員が起こした政府転覆未遂事件。




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名古屋事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 12:02 UTC 版)

永山則夫連続射殺事件」の記事における「名古屋事件」の解説

名古屋事件の現場地図愛知県名古屋市港区七番町一丁目1番地永山函館事件後に函館から横浜帰ったが、横浜市から愛知県名古屋市逃亡した。そして1968年11月5日未明名古屋市港区七番町一丁目1番地(「株式会社竹中工務店名古屋製作所南側路上)でタクシー運転手男性D事件当時22歳八千代タクシー株式会社運転手)を射殺し売上金などを奪った第4の殺人強盗殺人事件)。 横浜帰った永山拳銃市内空き地埋めて隠した上で1週間ほど沖仲仕として働いたが、逮捕の危険を感じたために名古屋で働くことを決め11月2日拳銃掘り出した。そして拳銃実包6発を込めた上で名古屋向かい翌日11月3日)朝に名古屋駅へ至ると、同日から翌日11月4日)まで市内見物したり、映画見たりなどして時間過ごした同日夜遅く永山翌朝沖仲仕仕事を見つけるために同市中区内路上名古屋港方面向けて歩いていたが、翌日11月5日)1時20分ごろに被害者Dが運転するタクシーが近づいてきて、運転手Dから「どこへ行くの」と声を掛けられた。永山が「港へ行く」と答えたところ、Dがタクシードア開けたため、永山タクシー乗車したが、車内でDから「港へ何をしに行く?今行って何もないよ」と言われた。永山は「港で働く」と答えたが、Dから「あんた東京の人でしよう。今晩どうする?」と聞かれたため、とっさに自分東京人間知っている以上、Dをそのままにしておけば、(それまでに3件の殺人犯した自分足取りなどを警察伝えられ自分逮捕されることにつながるかもしれない」と考えた加えて当時所持金が約2,000余りしかなかったため、永山は「Dを拳銃射殺し、金を奪って逃げよう」と決意し犯行適する場所を求めてタクシー走行させた。 そして1時25分ごろ、永山現場路上タクシー停車させると、車内隠し持っていた拳銃を突然取り出してDの頭部などを4回狙撃し、Dの所持していた売上金など(現金7,000余り)が入った布袋1枚などを奪い走って名古屋駅方面逃走しようとしたが、途中で見つけた材木屋入って材木の間に隠れて朝まで休み布袋腕時計壊れた鎖バンドその場捨てた被害者Dは右側頭部後頭部左前額部左側頭部それぞれ盲貫射創負い同日6時20分ごろに中部労災病院名古屋市港区港明町一丁目31番地)で死亡した遺体司法解剖した結果被害者Dの体内から鉛弾計4発が発見され科学警察研究所鑑定する東京京都事件と同じ箇所線条痕確認されたため、本事件同一犯と断定された。これを受けて愛知県警察特別捜査本部タクシー宿舎係・船員・指紋などを重点的に捜査したほか、全県下のホテル・旅館など宿泊施設宿泊客調べて犯人足取り追った一方堀川 (2009) は「永山それまでの3件とは異なり、この時に初め被害者流血するところ見たそれ以降引き金引けなくなった」と述べている。

※この「名古屋事件」の解説は、「永山則夫連続射殺事件」の解説の一部です。
「名古屋事件」を含む「永山則夫連続射殺事件」の記事については、「永山則夫連続射殺事件」の概要を参照ください。

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