各政党、政治団体との関係
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「希望の党 (日本 2017)」の記事における「各政党、政治団体との関係」の解説
立憲民主党 民進党を飛び出して立憲民主党から出馬する現職または元職、および、民進党選挙区支部長で希望の党に従わなかった新人候補には、積極的に「刺客」を差し向けた。立憲民主の候補と希望の候補が共倒れする選挙区も多く見られた。 選挙区立憲民主党希望の党宮城1区 ○ 岡本章子 × 元仙台市議会議員の伊藤優太 埼玉3区 ○ 山川百合子 × 元客室乗務員の三輪麻美 埼玉5区 ◎ 枝野幸男 × 弁護士の高木秀文 千葉2区 × 樋口博康 × 医師の竹ヶ原裕美子 千葉6区 ○ 生方幸夫 × 福岡1区(比例復活)の元衆議院議員の遠藤宣彦 千葉7区 × 石塚貞通 × 元アナウンサーの波多野里奈 東京1区 ◎ 海江田万里 × 弁護士の松沢香 東京2区 △ 松尾明弘 × 元東京都議会議員の鳩山太郎 東京4区 × 井戸正枝 × 元銀行員の難波美智代 東京5区 ○ 手塚仁雄 × 神奈川8区(比例復活)の自民党衆議院議員の福田峰之 東京6区 ◎ 落合貴之 × 香川県選出の元参議院議員の植松恵美子 東京7区 ◎ 長妻昭 × 元熊本県議会議員の荒木章博。荒木は都民ファーストの会代表の荒木千陽都議の父親。 東京8区 × 吉田晴美 × 東京9区(比例復活)の衆議院議員の木内孝胤 東京10区 × 鈴木庸介 × 東京10区(補選)の衆議院議員の若狭勝 東京16区 ○ 初鹿明博 × 静岡4区の元衆議院議員の田村謙治 東京18区 ◎ 菅直人 × テレビ東京記者の鴇田敦 東京19区 ○ 末松義規 × 女子美術大学短大部非常勤講師の佐々木里加 東京22区 ○ 山花郁夫 × 弁護士の金ヶ崎絵美 東京24区 × 高橋斉久 × 元寝屋川市議会議員の吉羽美華 東京25区 × 山下容子 × 比例近畿ブロックの衆議院議員の小沢鋭仁 神奈川1区 ○ 篠原豪 × 神奈川4区の元衆議院議員の長島一由 神奈川4区 ◎ 早稲田夕季 × 元金融庁職員の風間法子 神奈川12区 ◎ 阿部知子 × 元藤沢市議会議員の原輝雄 愛知1区 ○ 吉田統彦 × 減税日本の名古屋市会議員の佐藤夕子 愛知3区 ◎ 近藤昭一 × 減税日本の名古屋市会議員の余語冴耶香 愛知5区 ◎ 赤松広隆 × 元稲沢市議会議員の野々部尚昭 兵庫6区 ○ 桜井周 × 小池の元公設秘書の幾村奈応子 岡山1区 ○ 高井崇志 × 元岡山県議会議員の蜂谷弘美 福岡1区 × 山本剛正 × 日本のこころ福岡支部長の石井英俊 ◎:当選 ○:比例復活 △:繰り上げ当選 ×:落選 日本維新の会 9月30日、小池と松井一郎(維新の会代表兼大阪府知事)は協議。記者会見を経て、互いの本拠地(東京・大阪)での候補者調整を行った。大阪府の選挙区に希望は公認候補を立てず、逆に東京都の選挙区では維新が公認候補の取り下げを行ったほか、一部の選挙区では候補者に対し党の推薦を出した。このため、東京・大阪で民進党の公認内定とされていた候補者の多くが立憲民主党からの立候補や他選挙区での立候補を余儀なくされた。また、前職の小沢鋭仁など一部の維新側の党員が公示前に希望の党に移籍している。 自由党 自由党は民進党同様、党として公認候補は擁立せず、前職の小沢一郎代表と玉城デニー幹事長は党籍を残したまま無所属で立候補、他に自由党籍を持つ4候補が希望の党から立候補した。小沢と玉城の選挙区に希望の党は対立候補を擁立しなかったため、事実上の選挙協力となった。ただし、代表の小沢は自党の議員が立憲民主党から立候補する事も事実上容認しており、一部の選挙区では自由党系候補と希望の党が競合した。 日本のこころ 選挙前に中山恭子代表らが希望の党へ合流。夫の中山成彬元国交相らが同党から立候補したため、比例九州ブロックでは同党への支持を呼び掛ける対応を取った。 都民ファーストの会 10月5日、希望の党は都民ファーストの会と政策協定を結び、衆議院選挙で選挙協力を行っていくことを確認した。 その他 当初は党の方針として「政党の党首を経験した人は公認しない」としており、嘉田由紀子(日本未来の党元代表)は希望の党公認を望んでいたが容れられず無所属で立候補したが、落選した。 最終的にこの方針を事実上撤回し、秋田3区で改革結集の会の代表を務めた村岡敏英、岡山3区で新党きづなの代表を務めた内山晃、熊本1区で維新の党代表を務めた松野頼久を公認候補として擁立したがいずれも落選した。同選挙で無所属で立候補し当選した民進党現代表の前原誠司(民主党代表経験者)も代表を辞任したうえで離党し、共同代表選後に同党への入党を了承した。 また、小池と協力関係にあった渡辺喜美参議院議員(みんなの党元代表)は、衆議院への鞍替え立候補を模索していたが、小池ら希望の党側の「参議院に残ってほしい」との要請により立候補を断念した。なお、喜美の代わりに実妹にあたる渡辺美由紀が喜美の地盤である栃木3区から希望の党公認候補として立候補したが、落選している。
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