参入企業の変遷
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2004年12月22日:HD DVDプロモーショングループ設立。商業的推進を同団体が行い、規格策定は別団体であるDVDフォーラムが行った。 2005年トムソンが参入を、ユニヴァーサル・ピクチャーズ、ニューライン・シネマがまたコンピュータ業界をリードしてきたマイクロソフトとインテル(通称・ウィンテル連合)も支持を表明しWindows VistaとXbox 360(外付けユニット)で標準対応すると表明するとBDとの第3世代光ディスク規格をめぐる争いは激化の一途をたどった(同じく家庭用ゲーム機のPlayStation 3はBDを採用)。その争いはかつてのベータマックスとVHSによるビデオ戦争以上といわれた。 10月:HD DVD陣営のパラマウント映画、ハリウッド最大手でHD DVD陣営の中核企業であるワーナー・ブラザースグループがBD陣営にも参加することを表明。これでHD DVDのみを支持するハリウッド企業はユニヴァーサル・ピクチャーズのみとなり、ハリウッド映画ソフトの売上シェアの約8割がBDを支持することになった。 12月:BDのみへの支持を表明していたヒューレット・パッカード (HP) が両規格を支持することを発表した。マイクロソフトに配慮したものとみられている。 2006年4月3日:NECの光ドライブ事業がソニーとの合弁となりソニーNECオプティアーク株式会社が設立される。事実上策定主導企業であるNECの離脱。 2007年8月20日:ヴァイアコム傘下のパラマウント映画・ドリームワークス等はコンテンツをHD DVDに独占供給すると発表、契約開始から18ヶ月間HD DVDのみでの発売となるとした。ただし、スティーヴン・スピルバーグが監督した作品に関しては対象外となっていた。ヴァイアコムの決定にはHD DVD陣営からの1億5,000万ドルの見返りがあったためであると複数の米メディアが伝えていた。 2008年1月4日:米DVD売り上げ1位のワーナーブラザーズがHD DVDへの供給を取りやめてBD1本に絞ると発表。HD DVDへの供給は2008年5月まで続けるとしている。これによりHD DVD陣営の割合は2割ほどに落ち込み、規格争い終結のきっかけとなる。又、これに伴いニューライン・シネマは既にBDへの独占供給へと移行した。2008 International CES開催直前の発表だったため業界内への波紋は大きく、北米HD DVDプロモーショングループによるプレスカンファレンスは直前でキャンセル、また1月8日にはHD DVD単独支持を表明していたパラマウント映画をはじめポニーキャニオンなど約20社がHD DVD陣営からの離脱を準備ないし検討しているとの報道もなされた。 2月11日:米量販店大手ベスト・バイと米オンラインDVDレンタル大手・Netflixが別々にBDを優先的に支持すると発表。 2月15日:米小売り最大手にして米国内のDVDソフトの約4割の販売シェアを誇るウォルマート・ストアーズが2008年5月末までにHD DVDソフトの店頭取扱を停止し、2008年6月以降はBD製品だけを扱うと発表。米国内における大手小売りのHD DVD取扱停止によりますますBD一本化への流れが加速した。 2月19日:HD DVD陣営の中心である東芝が全面的な撤退を発表。規格争いが終結した。 3月28日:HD DVDプロモーショングループが解散。名実共に歴史に幕を下ろした。
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