半崎小学校 教員
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上野教頭〈45〉 演 - 半海一晃 小役人的な教頭。真矢のやり方には当初から批判的。教育委員会から指示があったときに児童指導のやり方を変えるよう強く迫るが、最終回で子どもたちのクラスの雰囲気を見て、ようやく真矢の教育方針を認めるようになる。卒業式の日には、6年3組の生徒たちに真矢が学校に来ていることを教えた。後日に放送されたスペシャルドラマ版により、上野だけが今まで出会った教頭職の教員の中で真矢の教師としての信念を認めたことが明らかになっている。 近藤校長〈55〉 演 - 泉谷しげる 真矢が再教育センターで指導を受けたあと、真矢の過去の経歴・指導方針を承知の上で採用し、最後までその教育方針を理解する立場から擁護に努める一方、都合が悪くなると「あとは教頭先生に任せてありますから」と言ってその場を取り繕うとする。正装が嫌いらしく、校内では、いつもジャージで通している(最終話の卒業式のシーンのみ正装)。 先述の頼りなさから彼女の再教育センター行きを止めることはできなかったが、最終話では卒業式の日に忘れ物を理由に真矢に学校へ来させ、6年3組の生徒たちに会わすように取り計う。 天童 しおり(てんどう しおり)〈25〉 演 - 原沙知絵 6年2組担任。初めて6年生の担任をすることになった新米教師。子供たちとは友達のように接したいと思っており指導の仕方はかなり甘い。熱意はあるが空回りしている。辛いことがあると一人カラオケでストレスを発散しており、結婚を考えている彼氏がいる。真矢には「ただ『いい先生』だと思われたいだけ」などと徹底的に批判され、保護者からの悪評や学校に訪れた父親・喜一の叱責もあり一時期教師を続ける自信をなくす。しかし、和美の励ましに加え仕事を続けていくうちに一人の教師として成長し、真矢が半崎小学校を去るには「いい先生と思われるかどうかなんて、ほんとはどうでもいいですよね。そんなことは10年後か20年後に、子どもたちが決めることなんだし」と発言できるようになり、真矢からも「あなたも少しは、教師らしくなったみたいね」と認められた。真矢が学校を去ったあとには彼女のように黒い服を着て子供に厳しく接するようになっている。 劇中では真矢と対照的な教師として描かれているが、スペシャルドラマ版により教師として未熟な言動や信念の弱さ、新任教師時代の真矢の当時の年齢と同じ歳など、さまざまな側面において新任教師時代の真矢と多くの共通点を持っていることが明らかになっている。 並木 平三郎(なみき へいさぶろう)〈44〉 演 - 内藤剛志 6年1組担任。6年生の学年主任。かつては情熱を持っていたが、次第に他の先生や児童の顔色ばかり伺う教師になってしまっていた。しかし、真矢と仕事をするようになってからは昔のような情熱を取り戻していく。真矢が辞めることになった際には自身の教師としての不甲斐なさを嘆きつつ「阿久津先生みたいなやる気も理想もある人を守っていかなければならんのでは」と漏らしていた。
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