千秋真一の家族・親族
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「のだめカンタービレの登場人物」の記事における「千秋真一の家族・親族」の解説
三善 征子(みよし せいこ) 演 - 黒田知永子、声 - 三石琴乃 千秋の母。家庭を顧みない夫と離婚し、実家に出戻っている。 お嬢様育ちで世間知らずに見えるが、実は現実的。離婚の際にも慰謝料代わりに夫からマンションひとつ取り上げたほど。若い芸術家を援助する財団を運営しており、のだめの留学も支援した。千秋の外見はどうやら母親似。のだめとはメル友の関係で仲が良く、のだめから「お義母(かあ)さま」と呼ばれている。また千秋に対し「貴方の天使」と評する程、のだめを気に入っている。ただし、のだめ天使説について、後に千秋は違和感を持ち、天使はもしかして自分であって、のだめを檜舞台に導くように仰せつかった神の遣いが自分であったかもと述懐している。モデルとして江戸京子を髣髴とさせる。 千秋 雅之(ちあき まさゆき) 声 - 堀内賢雄 千秋の父で、世界的に有名なピアニスト。 征子と出会ってから成功を収め、三善家の支援もあって世界的に有名になった。しかし音楽活動にかまけて家庭を顧みず、マネージャーとの浮気現場を息子に目撃された事も。千秋が12歳のときに征子と離婚した。ヴィエラと親しく、彼がヴィエラの公演のチケットを千秋に送った事がきっかけで千秋は指揮者を志すようになった。なお、顔の全容が初めて描かれたのは第94話(コミックス16巻)最終コマ。第三者から血縁関係を問われた真一が「関係無い」と即答するほどに父子のわだかまりが残っていたが、長田やアンナから見れば「同じこと言ってる」らしく、千秋の中身は父親似。ヴィエラの策略で、息子と再会した時にのだめとの事でアドヴァイスをする羽目に陥った。モデルとしては小澤征爾を彷彿とさせる。 三善 竹彦(みよし たけひこ) 声 - 大塚芳忠 千秋の叔父、かつパトロン。 家族想いで特に娘にはデレデレだが、三善商事を二代目として引き継ぐと完璧主義が災いして仕事に没頭、精神の余裕を無くす。そのせいか妻・千春が家出することも。千秋に音楽を棄てさせ後継者にしようと目論んでいたが、現在は指揮者としての成功を願っている。千秋が指揮者としてデビューしてからは、日本・欧州を問わず、節目の演奏会には三善一家全員で出向いて観客の反応に気を配る良きパトロン。のだめを気に入っており、自邸への出入りや宿泊を許し、のだめの日本デビューリサイタル後の祝宴で乾杯の音頭を取るなどしている。 三善 俊彦(みよし としひこ) 声 - 吉野裕行 千秋の従弟で初登場時中学生。 進学校に通っており、幼少期は「真兄(しんにい)になりたい」とバイオリンに熱中したが、今は見切りをつけ父の跡を継ぐべく勉学に励んでいる。父譲りの割れた顎を気にしている。母の家出の原因が父にあると思っており、また甘やかしとスパルタが両極端な父に反発する事もしばしば。その実、自分の存在を認めて欲しいという、ナイーブで屈折した心理も見せる。情報技術に強い。アニメフェスタに行くのだめとターニャにコスプレの助言をしたりと、アキバ文化にも精通している模様。「みそ字」ユーザー。 三善 由衣子(みよし ゆいこ) 声 - 折笠富美子 千秋の従妹で初登場時小学生。 千秋を「真兄ちゃま」と呼んでべったり甘えており、千秋も由衣子を可愛がっている。家庭環境の悪化から妙に大人びた表情を見せていたが、のだめと打ち解けたことで子供らしさを取り戻す。幼稚園教諭を目指すのだめに「友達だけど先生じゃない」と断言した。その後成長し中学生になったもののまだ千秋にべったりな様子、リュカいわく「野に咲くバラ」。のだめから一挙転身をはかったリュカとパリにてデートをし、千秋に嫉妬を抱かせる。(24巻限定版DVD) 三善 誠一郎(みよし せいいちろう) 声 - 青森伸 千秋の祖父で、作中では故人。三善商事初代社長。 大きな包容力を持ち、音楽を愛する優しい人(特にエルガーが好き)。そのため征子の夫・雅之の活動も全面的に支援していた。モデルとしては江戸英雄を髣髴とさせる。 坂田 千代(さかた ちよ) 声 - 笹森亜希 三善家の住み込み家政婦。 無表情で料理が苦手だが、忙しい竹彦と家出中の千春にかわって子供たちを守る、頼れる存在。パリ留学直前ののだめが三善家に下宿した際、“のだめ部屋”を見て強盗が入ったと勘違いした。
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