千棘の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 10:25 UTC 版)
アーデルト・桐崎・ウォグナー(アーデルト・きりさき・ウォグナー) 声 - 江原正士 演 - 団時朗 身長:192cm ギャング「ビーハイブ」のボスであり、千棘の父。最終回の後日談では佰の母方の祖父となる。恐妻家。 物腰が柔らかく、風貌はギャングのボスには見えない。しかし、銃撃戦(劣勢)でも飄々と寛いで休む胆力と、ここ一番で見せる恐怖心のなさは、凄まじいものがある。怒りを露にするとクロードも震え上がる。キャラクターブックによれば喧嘩も強い。楽の父で集英組の組長・一征とは旧知の仲であり、集英組とビーハイブ、互いの二代目を恋人同士とすることで戦争を回避する計画を一征と立てる。 10年前に楽と会っていた少女が自分の娘を含めて二人いることを覚えている。千棘によると、楽に一目置いており、偽の恋人でなくとも娘との交際は容認している。 楽が高校を卒業して数年後にボスの座をクロードに譲り勇退した。 読切版では名前のないキャラクターだった。 桐崎 華(きりさき はな) 声 - 豊口めぐみ 千棘の母でアーデルトの妻。別名「マダムフラワー」。日本経済に大きな影響力を持つ多国籍企業「フラワーコーポレーション」の代表取締役にして10年先までスケジュールびっしりのビジネスパーソン。高校時代、楽ママ・菜々子・千花とは高校の元同級生。最終回の後日談では佰の母方の祖母となる。 若々しい外見。「何かをくわえてないと落ち着かない」という理由でタバコに似せたココアシガレットを常にくわえている(元は喫煙者だったが、千棘を妊娠して禁煙した)。 モットーは「タイム・イズ・ノット・マネー」。家族に会うために帰省するクリスマス以外は年中無休で、睡眠・休憩時間も僅かである。部下の失敗に対するペナルティも厳しく、家族を含めビーハイブ内では非常に恐れられている。娘である千棘に対しては冷たくしていると誤解されているが、本当は娘の気持ちに鈍感で素直になれないだけで大切に思っている(楽によると、「仕事以外は天然」で、千棘と似た一面がある)。 アーデルトとは、彼が訪日し銃撃戦を繰り広げていたところに、アルバイトでピザを届けて出会った。それ以降、アーデルトから何度もプロポーズされるが、その際に彼の骨を折ったこともあるなど若い頃は娘同様に短気で乱暴だった模様。なお当時は苦学生であり、バイトを17個掛け持ちしながら暮らしていたらしい。その後、若くして千棘を出産した。やがて仕事が忙しくなり、千棘が物心つく頃にはほとんど家を空けるようになる。楽が幼少期の頃から彼を知っており、「坊や」と呼ぶ(楽には「華さん」と呼ばせる)。 千棘によると、夫同様に楽を認めており、2人が実際に交際することに賛成している。アーデルトとは家族として接する時は「アーデル」と呼び、怒った時は「アーデルト」と呼ぶ。 作者の古味によれば、モデルは『ブラック・ラグーン』の登場人物レヴィ(レヴェッカ・リー)で、声もレヴィの担当声優・豊口が当てている。 クロード・リングハルト 声 - 子安武人 演 - DAIGO ビーハイブの大幹部の男。千棘が幼い頃からのボディーガード。 眼鏡と銀髪が特徴。デザートイーグル(アニメでは銀色の中型拳銃)を持つ。 千棘に対して親・兄のような心情を抱き過保護に接するが、千棘がアメリカ時代に友達ができない元凶でもあったため、彼女から煙たがれている。また日本でも平然と拳銃を突きつける。 アメリカで鶫やポーラを養育した(三者面談では鶫の保護者代わりを務める)。特に鶫に対して普段は表に出さないが「自慢の息子」として深い愛情を注ぎ、千棘と結ばれることを願う。 楽を一方的に敵視する。当初から楽と千棘の関係を疑い尻尾を掴もうと監視し、鶫を差し向ける。一方、終盤まで鶫が女だと気付かないなど、鈍い一面も持つ。そして、天駒高原で鶫との激闘の末、敗北。それでもなお、千棘と鶫を結ばせようとするが、鶫に真実を突き付けられたことで楽との結婚を容認する。 楽の高校卒業から数年後には、アーデルトからボスの座を譲り受けており、ビーハイブの威信をかけ結婚式を成功させると誓う。 読切版では、名前のないキャラクターだった。また、楽と直接対決して殴り合いで敗れた。 ジェシカ・ミラルダ ビーハイブの構成員。鶫・ポーラの先輩である巨乳の女性。回想シーン・おまけページのみに登場。
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