北陸(福井から新潟)にいる勢力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:34 UTC 版)
「銀牙伝説ノア」の記事における「北陸(福井から新潟)にいる勢力」の解説
赤蟻(あかあり)軍団 新潟県の軒猿一族がモンスーン討伐から不在の隙に取って代わった後釜。クロウの話により兵力が200ほど存在している。赤蟻軍団の「小隊長」と名乗る部下が複数の班を率いて、ノアの元から南下し福井県の冠山付近にいたオリオンと遭遇した者もいれば、山形と新潟の県境に滞在していた小隊長もいるため新潟から福井まで活動範囲を広げている模様。後者の小隊長は赤蟻軍団の噂を聞き来たウィード一行と遭遇している。ウィード一行と争いになったものの敗北し逃走、その後は直接の死亡シーンはないが上層部により粛正された可能性もあり、軒猿の遺児たちに同情されつつ埋葬されている。幹部は全て赤毛の巨犬であり、クロウいわく奥羽軍で伝説となった男達と同等の力をもっているという。 辰巳(たつみ) 元小隊長で赤蟻離脱の後も数頭の部下を率いている。総大将のオリオンから「改心すれば過去は水に流す」と許されたが拒否。奥羽軍に合流しようとするノアとシオンに遭遇するが、改心しきれてないと見え喧嘩を吹っかけてしまう。 軒猿衆 越後を拠点としていた忍犬衆。モンスーン討伐に参加していた謙信と若い衆は全員闘死していたようであり、その不在の隙に襲撃した赤蟻軍団によって乗っ取られる。その際に抵抗した年寄り3匹は惨殺され、野武士含む23匹は軍門に下った。 その後は奥羽軍の介入もあり赤蟻から解放される。佐平治の廃鉱から出た後は、災害後のナワバリを気にして戻っていった。 野武士(のぶし) 軒猿の頭・謙信の忘れ形見。一族を守るため、赤蟻に嫌々従っていた。ウィードによって1歳に満たないことを見抜かれている。 錣(しころ) /シコロ 同上。野武士の弟。 晋三(しんぞう) 謙信の父。飼育犬チベタンマスティフの品種改良やユーラシア大陸の地理に詳しいなど物知りである。 マサキ 晋三の部下。薬草の知識があるのか、晋三に痛み止めの薬草を採ってくるように命じられた。 長助(ちょうすけ) 元軒猿の一員だったが、今は赤蟻に従っている背の高い犬。見張り番だが、晋三を「長老」と呼んでいて旧主にある程度の敬意はまだ残っている模様。 軒猿の頭領である謙信不在の越後を襲い乗っ取ったとされる赤蟻軍団の上層部。羽黒山のクロウと同じく恐怖で手下を支配しており、犬望は一切なかったようで、奥羽軍の襲撃と宗史たちの離反もあって、200匹もいたとされる部下を全員失い敗走した。 後の回想で二つ前の冬に三兄弟と共に大陸から船で運ばれていたが、荒波の影響で檻が壊れ、船員を食い殺し脱出したという過去が明かされた。 シオン / 和犬と洋犬の雑種 銀の兄弟の孫を自称(母からの伝聞)している犬。熊の言葉が話せるが、理由となる過去は嫌な過去だと話さなかった。「北陸の熊は良い熊で、奥羽の熊は悪い熊」と話している。チビに犬語を教えたが余り上達しなかった様子。 前作ではシリウスにチビの事を頼むと言われていたが、今作では奥羽を離れ北陸の山奥にいた。謎の声に従い越後を目指すノアと出会い、自分の生い立ちなどを語りながら盲目のノアを案内する。
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