動画投稿の流行とは? わかりやすく解説

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動画投稿の流行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:09 UTC 版)

初音ミク」の記事における「動画投稿の流行」の解説

2007年8月31日初音ミク発売されると、初音ミク用いた動画動画投稿サイト次々と投稿された。それらの中でも特に9月4日ニコニコ動画投稿されロイツマ・ガールアレンジした動画初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』は大きな支持集め初音ミク人気発火点となった。この動画初音ミク歌声によるIevan Polkkaデフォルメされた初音ミク長ネギを振る映像あわせたもので、初音ミク定番アイテムとしてネギ定着するきっかけとなる(初音ミクとネギ参照)、派生キャラクターはちゅねミク」が誕生するなど後に対し大きな影響与えている。クリプトン側は、後にこのはちゅねミク登場について「創作ツールとしての初音ミク何でもありだと直感してもらえただろう。可能性思いっきり拡散して本当に良かった」と評価している。こうした動画ニコニコ動画YouTube人気となり、それを見た視聴者初音ミク購入新たな動画投稿するという好循環により、初音ミク人気膨らんでいった。特にニコニコ動画は、動画視聴者がその動画上に直接コメントできる機能特徴としており、そうした視聴者の反応得られることも投稿者モチベーション刺激した投稿され楽曲傾向は、発売当初こそ既存楽曲初音ミクに歌わせたカバー曲多く占めていたが、徐々にユーザー作詞作曲行ったオリジナル曲割合増えてゆく。オリジナル曲当初は、9月20日投稿され大きな人気集めニコニコ動画一時は最も再生回数の多い動画にもなった「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」のように「歌うソフトである初音ミク」の立場立った歌詞楽曲が多いという特徴があったが、同年の末にかけては12月7日ニコニコ動画投稿され大きな人気集めたラブソングメルト」のように、普遍性のある楽曲増えていった。また、ブームの広がりとともにMEIKO」や男声VOCALOIDの「KAITO」にも注目が集まるようになり、12月27日にはCVシリーズ第2弾鏡音リン・レン」も発売され初音ミクだけでなく他のVOCALOIDをも巻き込んだムーブメントとなっていった。作品発表の場となったニコニコ動画にとってもこうしたユーザーコミュニティ作り上げる作品による文化定着好都合だった初音ミク流行し始めた当時ニコニコ動画ではMADムービーのような企業著作権侵害した動画への対応を進めつつあったためである。 ニコニコ動画初音ミク使用した楽曲発表している作家は、アマチュアだけでなくプロ作家楽曲発表している場合もあり、また2008年以降livetune皮切りにニコニコ動画初音ミク使用した楽曲発表し人気となった音楽家が、初音ミク使用した楽曲メジャーデビューを果たすケース見られるようになっている2010年5月には動画サイト人気となった楽曲集めたコンピレーション・アルバムEXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音ミク』が、2011年1月には同様のコンセプトアルバムEXIT TUNES PRESENTS Vocalonexus feat.初音ミク』がそれぞれオリコン週間アルバムチャートで1位を獲得した。「初音ミク -Project DIVA-」などのゲームソフトや、2009年以降開催されている初音ミクのライブイベントでも動画サイト発表され楽曲使用されている。 ニコニコ動画では、初音ミク作成した楽曲以外にも様々な初音ミク関連した動画投稿されている。ニコニコ動画上では、初音ミク発売以前より、別のユーザー投稿した動画利用して新たな動画作るといったことが盛んに行われていた。初音ミク用いた動画からもそうした動画数多く生み出され初音ミク作成され楽曲PV付ける、あるいはその楽曲を歌う、演奏するといったように様々な広がり見せている。また、有志の手により、週ごとにニコニコ動画上で人気楽曲紹介する週刊VOCALOIDランキング」などのランキング動画投稿されている。 こうした創作活動盛り上がりを受け、クリプトン2007年12月3日キャラクターの利用に関するガイドライン公開すると共に二次利用可能なコンテンツ投稿サイトピアプロ」を開設しクリエイター創作活動後押しする体制作り進めている。

※この「動画投稿の流行」の解説は、「初音ミク」の解説の一部です。
「動画投稿の流行」を含む「初音ミク」の記事については、「初音ミク」の概要を参照ください。

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