ブームの広がり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 21:23 UTC 版)
ビックリマンはまず、講談社の『コミックボンボン』が1つの話題として取り上げ、翌月に小学館の漫画雑誌『月刊コロコロコミック』で話題を取り上げた。このビックリマン人気にいち早く目を付けたのが、小学館であった。その後『コロコロ』と同社から発行している『小学三年生』でビックリマンの特集を組み、漫画の連載も始めるようになった。そこでビックリマンシールの開発者反後四郎(のちのロッテ商品開発部部長。現在は退職。)がマントと角帽という学者風の姿をした「ビックリマン博士(タンゴマン)」に扮して子供たちからの様々な質問に答えるという、ゲーム界で言うところの高橋名人のようなキャラクターも登場した。 後に同じく社会現象にまで発展したミニ四駆、バーコードバトラー、ベイブレード、甲虫王者ムシキング(いずれも小学館主導)にも同じように「博士、名人」というようなカリスマ風のナビゲーターを登場させている。また、1990年代のガンプラにも、長谷川指導員や奥田教授というナビゲーターがテレビCMや『コミックボンボン』誌上に登場した。 それからというもの、ゲーム化、アニメ化、映画化、アイスキャンデー化などとマルチな展開を見せ、ビックリマンワールドは発展していった。1988年の夏休みに発売した『コロコロコミックビックリマン臨時増刊号』は、20万部が即日完売という記録を作った。
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