初代 XE10型とは? わかりやすく解説

初代 XE10型(1998年-2005年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:48 UTC 版)

トヨタ・アルテッツァ」の記事における「初代 XE10型(1998年-2005年)」の解説

外観デザインはショートオーバーハング+ロングホイールベース+大径ホイール17インチ)と、スポーツカー意識したプロポーションとなっている。このスタイルは、後のトヨタレクサス店FRセダンS180クラウン以降FRセダンなど)に受け継がれている。なお、トヨタ車ながら内外装には同社CIマーク装着していないのが特徴である。後期型LエディションアルミホイールにはCIマーク装着された。大小2つの円を用いたデザインのリアコンビネーションランプと大幅に切り詰められ前後オーバーハング17インチアルミホイールと低偏平(215/45偏平タイヤ、そしてクロノグラフモチーフとしたデザインメーターなどが採用されている。当初は2L直列4気筒搭載スポーツ仕様である『RS200』にのみに6速MT設定されていたが、後に直列6気筒搭載の『AS200』にも追加された。ステーションワゴンモデルである『ジータ』では、当初『AS200』のみに6速MT設定されていたが、後のマイナーチェンジ消滅し全車ATのみの設定となっている。なおRS200のATは5速、AS200のATは4速、『ジータ』の『AS300』は5速であったエンジン・ドライブトレイン エンジン1G-FE直列6気筒エンジンと3S-GE型 直列4気筒エンジン選択どちらも2L。『ジータ』の『AS300』は直列6気筒3Lエンジン搭載している。3S-GE型エンジン吸気排気両方可変バルブ機構VVT-i)を搭載しMT210馬力仕様にはチタンバルブを採用するなど、当時最新技術盛り込まれている。従来3Sエンジンとは、横置きから縦置き仕様へと大幅に設計変更されている。また、RS200とAS200の6速MTモデルには、トルセンLSD標準装着されている。発売当初、この3S-GE型エンジンカタログスペック上において日本製2,000ccの自然吸気エンジンの中では最高出力となる210馬力であったサスペンション プラットフォーム2代目アリストから採用され当時最新の「FRマルチプラットフォーム」の改良版で、プログレ採用されいたものベース改良されたものであるフロントリア共にスープラなどのスポーツカークラウンなどの高級セダンにも用いられダブルウィッシュボーン式サスペンション採用されサブフレームを介してボディマウントすることで運動性能乗り心地の向上、両立図っている。また、前後重量配分適正化されるよう、可能な範囲車体軽量化にも重点置かれた。MT車では、フロントアリスト用、リアにはアリストより1サイズピストン径が大きブレーキキャリパーローター使われ制動性能高く当時日本のブレーキアセスメント試験最短制動距離記録している。後のマイナーチェンジではリア周りボディ剛性引き上げられリアサスペンション路面追従性が向上した。そしてABSGセンサー付の「スポーツABS」へ変更されるなど、走行性能レベルアップ図られた。 ボディ内装 高い剛性日欧米の各地域基準クリア両立すべく、衝突安全ボディー採用された。そのため、重量当時としてはやや重めの1,300kg∼1,400kgとなったインテリアでは、スピードメーターマイナーチェンジ後のRS2006速MTタコメーター)の内側水温計油圧計(AS系は瞬間燃費計)・電圧計3つの計器配したクロノグラフ形状メーター採用した内装使用される革はレクサスISのものよりグレード落とされており、シフトレバーパーキングブレーキレバーブーツには合成皮革フェイクレザー)が使われていた。またシフトレバー当初は全モデルアルミニウム削り出しノブ採用していたが、炎天下での使用支障をきたすことなどから後に合成皮革用いたタイプ登場している。

※この「初代 XE10型(1998年-2005年)」の解説は、「トヨタ・アルテッツァ」の解説の一部です。
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