初代 XP10型(1999年 - 2005年)
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「トヨタ・ヤリス」の記事における「初代 XP10型(1999年 - 2005年)」の解説
日本・欧州・北米仕様とは全く別の専用ボディを纏い、当初は5ドアのみが展開された。全長×全幅×全高は4,115×1,700×1,475ミリメートルと全高以外は日本・欧州・北米仕様よりも一回り以上大きく、更にホイールベースは2,550ミリメートルと日本・欧州・北米仕様よりも40ミリメートル延長されている。 2013年10月22日にまずタイで「ヤリス」として発表され、その後、2013年11月に中国で「ヤリスL」、2014年6月にベトナムで「ヤリス」、2014年8月に台湾で「NEWヤリス」として順次発表・発売。タイ仕様は同国政府認定エコカーに指定されるべく、エンジン排気量を1.2リットルのみとし、エコカーとして最適なチューニングが行われている。中国仕様と台湾仕様には1.5リットルの1NZ-FEエンジンに4速ATのみを組み合わせるが、台湾仕様は2016年5月の改良で4速ATから7速マニュアルモード付Super CVT-iに換装された。 2016年11月、広州モーターショーにおいてハッチバックのマイナーチェンジ、および4ドアセダンの追加投入を発表。その際、セダンのみで展開していたヴィオスにハッチバックの『ヴィオスFS』が追加され、ヤリスLを販売する広汽トヨタとヴィオスを販売する一汽トヨタにおいて、ハッチバックとセダンの両タイプを展開する形となった。 2017年8月、タイ市場でセダンボディの『ヤリスATIV(エイティブ)』を追加。同社のヴィオス(2013年販売型)とは異なるボディが与えられ、タイ市場では両モデルを併売する形を取った。2018年以降、タイや中国以外の地域のヴィオスはヤリスATIVに準じた外観に順次変更されている。ヴィオスでは搭載エンジンが1.5リットルの2NR-FBEなのに対し、ヤリスATIVでは1.2Lの3NR-FEとなるなどエントリークラス寄りの位置付けとされた。 2017年9月、タイでハッチバックがビッグマイナーチェンジ。ボディパネルを大幅に更新しており、先月発売したATIVに準じた外観となった。その後台湾、インドネシア、南アフリカ、中東などでも順次マイナーチェンジを実施、同様の外観に変更されている。 2018年2月、デリーモーターショー2018においてセダンのインド投入を発表。カルナータカ州バンガロール近郊のビダディに立地するで現地生産され、5月に販売が開始された。 2018年6月、ブラジル投入を発表。サンパウロ州のソロカバ工場で現地生産され、ハッチバックは6月半ば、セダンは7月に販売が開始される予定となっている。 2021年9月、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)第2工場での生産が終了した。 中国仕様 2013年販売型 ヤリスL 2013年販売型 ヤリスL 後部 2017年販売型 ヤリスLセダン 2017年販売型 ヤリスLセダン 後部 タイ仕様 2017年改良型 ヤリス 2017年改良型 ヤリス 後部 2017年販売型 ヤリスATIV 2017年販売型 ヤリスATIV 後部
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