しょう‐びょう〔シヤウビヤウ〕【傷病】
読み方:しょうびょう
けがや病気。
傷病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/08 05:23 UTC 版)
傷病(しょうびょう)は、疾患と外傷を総称した呼称である。正常な身体機能や形態が内因または外力によって損なわれた状態である。そのような状態の者を傷病者という。
概要
疾患と外傷を正確に区別することは難しい。例えば、骨折は明らかに外傷であるが、くる病や多発性骨髄腫などを背景にした病的骨折はむしろ疾患の一症状に含まれるべきであり、その場合骨粗鬆症を背景にした骨折はどちらとも言い難くなる。
また、実際の医療においても同様で、例を挙げると転倒による外傷を診療した際は受傷した原因として失神するような基礎疾患(てんかん、不整脈、起立性低血圧など)を検索する必要があるなど、疾患の診療と根本的な違いはない。
以上のようなことから疾患と外傷はとりたてて区別されるものではなく、WHOは傷病全般の分類をICD-10としてコード化している。
関連項目
傷病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 06:52 UTC 版)
飲酒習慣のある人間は、エタノールを繰り返し摂取することになるわけだが、エタノールを長期にわたって摂取し続けると、大脳萎縮が発生する。その他にエタノールには発癌性も指摘されており、IARC発がん性リスク一覧では「グループ1:発がん性がある」と分類されている。そして肝臓にダメージを与え、脂肪肝やアルコール性肝炎、さらには肝硬変やアルコール依存症の原因にもなる。なお妊婦が飲酒した場合は、胎児に影響を及ぼし、例えば胎児性アルコール症候群(FAS)の原因となる。 「消毒用アルコール」も参照 殺菌・消毒といった外用薬を手指に用いた場合では、人体への影響は無視できるものの、酒税を回避するため、メタノールやイソプロパノールが混入されているものがあり、これらを含む物を飲用すると、失明や胃に穴が空くなど、重篤な症状を引き起こす。 また傷口や粘膜に使用した場合は刺激が強く、痛みを感ずるために、基本的には正常な皮膚にしか使用しない。しかし、エタノールには有機溶剤としての作用があり、皮膚へ塗布した際には皮脂や水分を奪い、蓄積すれば皮膚炎が起きるため、過度な使用は控えること。特にイソプロパノールは、エタノール以上に皮脂を溶出しやすいため、これが混入された物ならば、なおさらである。
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「傷病」の例文・使い方・用例・文例
- 捕虜・傷病兵・非戦闘員の扱いについての国際協定
- 業務起因性は、労働者の傷病と業務との間の因果関係を証明しなければならない。
- 生命保険を契約する際、現在の健康状態や過去の傷病歴を報告する契約者の告知義務があります。
- 私は2週間前から傷病補償年金を受給しています。
- この場合、私は傷病手当金をうけられますか。
- 傷病者は40万人になる
- 傷病兵として免役される.
- 彼は傷病兵として送還された.
- 私たちは傷病者の看護をした.
- 傷病兵を後送する
- 傷病兵は送還される
- 潰瘍が現れる火傷病の段階
- 傷病手当という,船員が傷病時に受ける手当
- 傷病を受けた被保険者に支給される保険給付
- 傷病を受けた旧軍関係者に支給される年金
- 傷病兵
- 障害共済年金という,傷病加入者に支給される年金
- 間接費用という傷病費用
- 傷病によって生ずる経済的損失
- 直接費用という傷病費用
傷・病と同じ種類の言葉
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