作中での運用方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 06:26 UTC 版)
「ラムダ・ドライバ」の記事における「作中での運用方法」の解説
操縦者の意思によって作用場を機体周囲に展開してM9の40mm砲弾を跳ね返し、戦車の砲弾(APFSDS)すら無力化した他、『ずっと、スタンド・バイ・ミー』では5.5メガトンの核爆発からレーバテインを守るなど、主に防壁として使用される事が多い。作中ではラムダドライバによって発生された防壁を通常兵器で突破した描写は皆無だが、操縦者の意思の集中によって効果が発生するため、意識外からの超長距離狙撃などで不意を衝く形で突破をすることは可能。 また、防御のみならず攻撃にも使用可能であり、手持ち火器から発射された砲弾や対戦車ダガーに斥力を乗せて破壊力を上昇させることも可能。強度によるが、敵ASの装甲を軽々貫通するほどの威力を有する。また、指向性を持たせて見えない弾丸のようなエネルギー兵器として使用する事も可能。 機体の機動補助に使用する場合もあり、ARX-7 アーバレストは道路標識を踏み台に跳躍して見せ、スペック以上の跳躍を見せている(追いかけていたコダールmはそれができずに道路標識を踏み潰している)。Plan1501 ベヘモスの場合は、自重による倒壊を回避する為に利用されている。 レナード・テスタロッサが操るPlan1055 ベリアルに至っては、あらゆる物理法則を無視した動作が可能となっているが、これは搭乗者の資質による所が大きい。ARX-8レーバテインに搭載されたAI アルは、核兵器による爆発の威力や放射能から機体や搭乗者を防御している。 ウィスパードとして覚醒した千鳥かなめ曰く、充分な対策を練った通常の第三世代ASとラムダ・ドライバ搭載機との戦力比は1:8。 ミスリルでは最終的にM9でコダールと1対1で勝つ戦術を編み出しており、非ラムダ・ドライバ搭載機でもラムダ・ドライバ搭載機に勝てる事を証明している。とは言えこれはアーバレストがいた事によって部隊が全滅せずにラムダ・ドライバ搭載機との交戦データが複数回得られた事と、クダン・ミラが開発した『妖精の目』が得られたからこその結果であることは留意するべきであり、基本的に搭載機と非搭載機では絶望的な戦力差である。 特にラムダドライバは発動に予兆のような物がなく視覚的にも電子的にも映らないため、発動した時点で何らかの被害を被る事になる。『妖精の目』や知識がない状態で搭載機を相手した場合、生還するのも困難である。 作中においては、ラムダドライバ搭載機を相手にして全滅を免れた正規軍は米軍のデルタフォース部隊と中国軍のみ。どちらもミスリルによる介入により運良く全滅を免れたに過ぎず、多くの部隊が壊滅している。 特に米軍のデルタフォース部隊は精鋭揃いの米軍特殊部隊でありながら手も足も出ずに敗北している。 またミスリルも戦術が出来上がる以前は、「ラムダドライバ搭載機との交戦をせず、発見次第撤退」という命令が下されていた他、アマルガムによるメリダ島襲撃時には戦術が固まり、更に全ASに妖精の目を搭載していたのにも関わらず、わずか3機のPlan1501 ベヘモスを相手に、選りすぐりを集めたミスリルの中でも屈指の実力を誇るSRT2名が死亡し、1名が重症に陥り、基地は陥落するにまで至っている。
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