二子成城線
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玉07:二子玉川駅 - 二子玉川 - 中耕地 - 吉沢 - 鎌田 - 砧中学校下 - 成城学園前駅(二子玉川駅発は終日、二子玉川駅行きは平日朝のみ。成城学園前駅における乗車は南口・降車は西口)(小田急バス狛江営業所と共同運行) 玉07:二子玉川駅 ← 二子玉川緑地前 ← 吉沢 ← 鎌田 ← 砧中学校下 ← 成城学園前駅(平日朝以外)(小田急バス狛江営業所と共同運行) 玉07:二子玉川駅 - 二子玉川 - 瀬田 - 瀬田営業所(出入庫) 世田谷区の二子玉川駅から、旧東急砧線の一部区間をたどりながら多摩堤通りを進み、小田急線成城学園前駅(南口)へ至る路線。小田急バスとの2社共同運行を行っている。 「小田急バス狛江営業所#二子線」も参照 戦前はこの線にほぼ沿う形で、現在のJR南武線の前身である南武鉄道(現・太平洋不動産)が溝口駅 - 二子玉川 - 成城学園前というバス路線を有していたとの記録がある。南武鉄道のバス部門は、1940年(昭和15年)に子会社入りした立川自動車運輸(現・立川バス)に統合される。戦後の混乱の中、立川バス溝口営業所は1952年(昭和27年)に川崎市交通局(現・川崎市バス鷲ヶ峰営業所)へ売却され、この時に都内部分の運行は取りやめられた。そして、東急と小田急バスの2社が二子玉川園駅 - 成城学園前駅間の運行を始めることとなった。 詳細は「立川バス#沿革」および「川崎市交通局#市電開業からバス専業へ」を参照 1956年(昭和31年)4月10日付けで東急単独の砧線として改めて開設。同年6月1日には二子玉川線の一部となり、大田区の国鉄大森駅まで延長された。一方、小田急は同じ頃二子玉川園駅 - 成城学園前駅 - 祖師ヶ谷大蔵駅 - 千歳烏山駅 - 岩崎学生寮という路線の一部として運行していたが、1960年代半ば頃に両社とも路線を分割・短縮し、二子玉川と成城学園前を結ぶ現在の形で共同運行するようになった。 「小田急バス狛江営業所#成城西口線(祖師谷線)」および「小田急バス吉祥寺営業所#烏山線」も参照 沿線には東急グループの五島育英会が運営する東京都市大学付属小学校、中学校・高等学校の他、都立世田谷総合高校(旧・都立砧工業高校)、科学技術学園、成城学園初等学校、中学校高等学校があり、それら学校への通学輸送の役割が重い。また、成城学園前駅から駒澤大学玉川キャンパスへ向かう学生の需要もある。一方、小田急線と東急田園都市線・大井町線の急行停車駅同士を結ぶ鉄道短絡輸送、世田谷区鎌田の地域輸送、小田急沿線から髙島屋玉川店、二子玉川ライズへの買い物客、楽天クリムゾンハウスへの通勤輸送、成城地区から二子空港線、二子成田線への接続など多彩な役割を持ち、この地域に欠かせない生活路線となっている。 2005年(平成17年)5月16日より、二子玉川駅周辺の渋滞による遅延回避のため、平日朝ラッシュ時間帯の二子玉川駅行きが(成城学園前駅行(終日)と同様の)中耕地経由となる措置がとられている。2011年(平成23年)4月1日付で砧農協前停留所は「砧中学校下」に改称された。さらに2012年(平成24年)8月1日、成城学園前駅の降車が西口へと変更された。
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二子成城線(一部路線の廃止)
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直行:砧本村→二子玉川駅(高津営業所と共管、平日夕方のみ) 一時期、瀬田営業所も本系統を担当していた。新設時期・廃止時期不明。
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