下赤坂棚田(千早赤阪村)
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出展:日本の棚田百選 |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/6 | 7.4 ha |
維持・保全・利活用状況 |
・古くから、棚田において稲作が行われているが、棚田は農村の景観保全にも役立ち、遠くに街並みが見えるなど眺望に恵まれるとともに、山頂には楠木正成ゆかりの城趾「下赤阪城趾」があることから、ハイキング等に訪れる人が増加している。 ・地区内農地の保全と農業上の土地利用を一層図るため、都市住民との農業交流を図るなど棚田の活用を検討する。また、村内外の住民向けの貸農園、学童農園(学校教育田)としての利用も各方面 に働きかけている。 ・農業ボランティア・棚田オーナー制度の受け入れ実施や農業体験ツアー・収穫祭などのイベントを開始する予定である。 ・棚田の多様な生態系を利用した自然観察会の開催などにより、教育の場としても活用する予定である。 |
推薦項目 | 景観 伝統文化の維持保全 |
推薦理由 | 景観:地区には、村の観光シンボルである下赤阪城趾の石碑があり、ここから眺める棚田は歴史を感じさせる雰囲気を醸成し、景観形成に一役買っている 伝統文化の維持保全:村が耕作放棄地の一部を借り上げ、景観維持のためコスモス栽培を行っている。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 250 枚 | 水 源 | 河川 |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 土羽 石積 | |
開発起源 | 中世(室町時代) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 42 戸 | 10a当収量 | 400 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.18 ha/戸 6 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 金剛山の自然が育んだ良質な棚田米のブランド化を予定。 |
特記事項の有無 | なし。 |
(注:この情報は平成11年のものです)
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