下の原 (五ヶ瀬町)
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出展:日本の棚田百選 | ![]() |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/15 | 5.69 ha |
維持・保全・利活用状況 |
本地区の用水系統については、三ヶ所用水路の受益区域で上の原支線用水、下の原支線用水、記念原支線用水の用水系統である。支線組合を中心に支線用水路や棚田の維持保全活動を展開している。特に内の口集落においては、営農集団組合でしいたけ等との複合の農業経営を展開している。また、減反政策による生産調整についても営農集団が中心に目的達成を図っている。 |
推薦項目 | 国土の保全 景観 伝統文化の維持保全 |
推薦理由 | 国土の保全:三ヶ所用水路が山からの排水を受け、下流域の農地・道路等の公共施設の保全を図っている。また、地域の棚田が水を受け、洪水の防止も図っている。 景観:近傍のサイフォン施設を含んで、面的な棚田と線的な施設の織りなす景観を呈しており、棚田公園の整備等の構想もある地区である。 伝統文化の維持保全:内の口集落に金比羅さん、お大師さん、お地蔵さん祭り等の祭事等が多く、非常に地域文化を大切にする地域である。また、サイフォン入口に施設の記念碑が有り、先人の偉業を後世に伝えている。ふるさと水と土保全活動等において子供たちへの研修の場としても利用されている地域でもある。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 105 枚 | 水 源 | 河川 |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 土羽 | |
開発起源 | 近代(明治~昭和20年) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 27 戸 | 10a当収量 | 510 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.21 ha/戸 3.8 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 高冷地野菜(ナス、ピーマン、トマト)。 |
特記事項の有無 | なし。 |
(注:この情報は平成11年のものです)
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