内成棚田とは? わかりやすく解説

内成棚田(別府市)

内成棚田
出展日本の棚田百選アクセスマップ

基 礎 諸 元 平均勾配 団地面積
1/10.4 41.7 ha

維持保全利活用状況

内成地区は、全国一の湧水量を誇る別府市奥座敷点在する市内でも唯一の農業地帯であり、本棚田は地元の勢場、太郎丸梶原の3集落中心になって耕作行っており、耕作放棄地減少している。
棚田営農区画保全及び水路等の管理について、集落内の農業者が一体となって行っており、今後耕作継続見込まれる地区である。
今後別府市としては有機栽培による棚田としてのブランド化進めとともにオーナー制度取り入れ地域活性化期待できる地区である。


推薦項目  国土保全     生態系保全     景観
推薦理由 国土保全本地域は山間地に広がる水田地帯で、耕作日々見回りにより災害の未然防止大きな役割を果 たしているとともに市民からも重要な棚田として認識されている。

生態系保全地域内には四季折々生態系小動物生息しており、これらの小動植物保護するためにも、現況棚田保護していきたい

景観水田面積小さいながらも、石積等の美しさ周辺の山々マッチしており、素晴らし景観保持している。

田 の 概 況 枚 数 1000 水 源 河川渓流含む)
事業導入 法面構造 石積
開発起源 近世戦国江戸時代
営 農 の 状 況 対象農家 30   戸 10a収量 420 kg10a
戸当り営農規模 0.7 ha/戸        33.3 /戸
付加価値農業 有機栽培による棚田米のブランド化
特記事項有無 なし。

(注:この情報平成11年のものです)

内成棚田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/09 01:59 UTC 版)

内成棚田(うちなりたなだ)は、大分県別府市大字内成にある棚田。「日本の棚田百選」に大分県から6地区選出されている中の1つである[1]。残りは、由布市の由布川奥詰、豊後大野市の軸丸北、玖珠町の山浦早水、宇佐市の両合、中津市の羽高の6ヵ所になる。「つなぐ棚田遺産」にも選出された[2]

地理

別府市の南方、由布市挾間町に隣接、由布川が作った渓谷の標高差約130m~300mの急傾斜地を利用した棚田。由布川奥詰の棚田も近くにある。

歴史

戦国時代から江戸時代にかけて開拓された。面積は42余ha、水田およそ1000枚を60戸で維持している[2]。景観を維持するために地域に「内成棚田の会」と呼ばれる、地域住民主体の部会を設け、景観保護に努めている[3]

交通アクセス

  • JR九州別府駅より車で20分[4]
  • 別府市コミュニティバス内成棚田線・かいがけ行き「別府駅」より40分「梶原」下車[5](令和6年9月30日までの実証運行[6]

近在の観光スポット

  • 内成棚田展望所
  • 水無の滝
  • 由布川渓谷自然公園

脚注

  1. ^ 内成棚田”. 大分県東部振興局日出水利耕地事務所. 2024年4月28日閲覧。
  2. ^ a b 内成の棚田”. おおいた遺産. 2024年4月28日閲覧。
  3. ^ 内成とは”. 内成活性化協議会. 2024年4月28日閲覧。
  4. ^ 内成棚田”. 別府市農林水産課. 2024年4月28日閲覧。
  5. ^ https://www.city.beppu.oita.jp/doc/seikatu/bouhan_anzen/anzen_koutuu/commubus.pdf
  6. ^ 別府市コミュニティバス”. 別府市政策企画課. 2024年4月28日閲覧。

外部リンク

座標: 北緯33度14分7.5秒 東経131度28分42.0秒 / 北緯33.235417度 東経131.478333度 / 33.235417; 131.478333




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