内掃部司とは? わかりやすく解説

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うちのかもり‐の‐つかさ【内掃司】

読み方:うちのかもりのつかさ

律令制で、宮内省属し宮中調度品調達管理つかさどった役所弘仁11年(820)大蔵省掃部司(かもんづかさ)と合併して掃部寮(かもんりょう)となった。うちのかにもりのつかさ。

内掃部司の画像

内掃部司

読み方:ウチノカニモリノツカサ(uchinokanimorinotsukasa), ナイソウブシ(naisoubushi)

古代宮内省被管官司


内掃部司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 03:47 UTC 版)

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内掃部司(ないそうぶし・うちのかにもりのつかさ)は、律令制において宮内省に属する役所の1つ。宮中の調度品の調達管理をつかさどった。

沿革・職掌

天皇・宮中の敷物や調度のことを担当し、具体的には供御(食事)の牀(とこ)・狭畳(たたみ)・席(むしろ)・薦(こも)・簀(す)・簾(すだれ)・苫(とま)などを製造したり、管理したりし、それらを宮中に設営することを職掌としていた。『養老令』では、正(かみ)1名、佑(すけ)1名、令史(さかん)1名。そのほか、伴部としての掃部30名、使部10名、直丁1名、駆使丁40名からなると規定されている。

弘仁11年(820年)閏1月、職掌の似ている大蔵省掃部司と統合され、宮内省掃部寮となった。

参考文献

関連項目



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