うえ‐びと〔うへ‐〕【上人】
しょう‐にん〔シヤウ‐〕【上人】
じょう‐にん〔ジヤウ‐〕【上人】
上人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 04:58 UTC 版)
上人(しょうにん)とは、仏教における高僧への敬称であり称号。上人号とも。
元は『大品般若経』において智徳を備えた人物に対して敬意を払ったものであった。
歴史
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日本では、貞観6年(864年)に僧位の一つとして置かれた法橋上人の略号であったが、後に民間においても諸国を回って民衆教化にあたった僧に対して「上人」あるいは「聖人」と呼ぶようになった。こうした用い方をされた僧侶の初めは空也であると言われている。
室町時代以後、天皇より上人号の綸旨を受けた者を「上人」と呼ぶ慣習が生まれた。
宗派
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上人号に用いる名称が宗派によって定まっている宗派がある。
浄土宗では下の字に「誉」、浄土真宗では下の字に「如」(ただし本願寺などの法主に対しては綸旨の有無に関わらず上人号が用いられていた)、時宗では下の字に「阿」、日蓮宗では上の字に「日」を用いるのがそれに該当する
日蓮正宗では法主または法主経験者のみ生存中上人号を使用する。
死後僧正は上人号、権僧正は贈上人される[1]。
出典
参照文献
関連項目
上人(じょうびと)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 08:16 UTC 版)
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「上人」の例文・使い方・用例・文例
- 雲の上人
- 彼女の夫は仏さまのような上人だ
- 雲上人
- 根が上人だ
- 日蓮上人
- 彼はもはやこれ以上人生の複雑さに対処できなかった
- 殿上人という平安時代の階級
- 日蓮宗で,日蓮上人の命日に行う法事
- 御取り越しという,親鸞上人の報恩講
- 法然上人の忌日に行う仏教の儀式
- 公卿と殿上人
- (興行場で)口上人という役割の人
- 法橋上人位という,僧侶の位
- 殿上人
- 雲上人という,宮中に仕える身分
- 雲上人という,宮中に仕える人
- 昔,殿上人が舞った乱舞という踊り
- 祐天上人は福島県出身だったことから,それらの木は復興の象徴として東北地方の地震の被災地にも植えられる予定だ。
上・人と同じ種類の言葉
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