レーゲンドルフ家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:32 UTC 版)
「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の記事における「レーゲンドルフ家」の解説
ヴォルフガング・レーゲンドルフ 声 - 中田譲治 アキラの父親。人狼騎士団(ベイオウルブス)を率いてツェペッシュ家を守護し、主君を害するものに対しては相手が三支族であろうと刃を向ける。 冷厳ともいえる性格で、アキラが三支族の刺客に狙われた際は、トラウマに囚われたアキラに活を入れるためとはいえ、救出に赴こうとしたベイオウルブスを制止しており、「あの親父は鬼だ」と評された。 一見すると、アキラに対して息子ではなく騎士団の一員として厳しく接しているように思えるが、「親としての本分とは子が自力で生きていける力を身につけさせる事で、そのために子に憎まれようと問題ではない」との本意をミナ姫に吐露している様にかなりの親バカで、アキラの幼少時には縁起を担いで「女装させた姿」を写真に撮ったりしている。 ミナ姫の入れ替わりを知り、イワノヴ領から取って返すが、偽ミナの言質にこれ以上の強硬策はとれぬと権限を元老院に委譲して捕らえられる。監禁された状態でも機を狙い続け、奪還戦の際にはヴェラによって解放されて行政府内側から切り崩した。奪還戦後はスコットの死によって空席となった元老院首座の席に就く。 愛蔵版6-7巻描き下ろしの回想編で、地の一族がヴァンパイアに従属した際、それを良しとせず下野した者たちの末裔という出自であり、ルクレツィアの許に参じたのも過去に交わされた「盟約」によること。A.S.O.ではユウヒが敵方の異形から「原初の狼」と呼ばれており、彼の家系は遺伝子改変を受けずに世代を重ねてきたことが明らかとなっている。 アニメ版では、「アキラが記憶喪失」という背景から、「父と息子」というよりは「上司と部下」としての印象が強い。 アキラの母 アキラとユウヒの母親。日本人。作中で名前は明らかにされていないが「鏑木」は彼女の姓である。石動家と同じく「調停者」と呼ばれた家系だが、その象徴たるものを受け継ぐ者は100年以上前に絶えていると愛蔵版「スレッジハマーの追憶・上巻」描き下ろし分で説明されている。 人狼の子供を2人も産んだ事から身体が弱っており、ヴァンパイアバンドから離れた場所で療養中である。アキラからは度々携帯電話のメールで近況報告を受けている。A.S.O.ではようやく健康も回復したが、夫が世界中を飛び回っているので機嫌が悪いとはユウヒの弁。 ユウヒ アキラの弟。7歳。顔立ちは母親似で、髪の色は父ヴォルフガングと同じ。 ヴァンパイアバンドから離れた場所で母親と一緒に暮らしていた。兄であるアキラを強く慕い、彼を「おにいちゃま」と呼ぶ。 原作第32話にて、「産まれたばかりの頃の写真」という形で初登場。誕生した当初は持っていないと思われた『人狼の因子』が顕在化したため、ヴォルフによりバンドへと呼び寄せられる(原作第44話)。 どういう訳か、アキラを含めたレーゲンドルフ家にはユウヒの存在・成長を秘匿する傾向があり、ミナ姫ですら近影写真を見せていないという徹底振りである。 第二部では中学生(14歳)になっているはずだが、アキラ(暁)との電話連絡の際に名前が出ただけで未登場だった。A.S.O.にてウルブズ訓練生として登場した。「サンセット」と名乗りN.Yで暮らしていたフィーを迎えに来た。髪を伸ばし少女のような容姿に成長している。人狼の血が出るのが遅かったため同年代はすべてパートナーが決まっており、フィービーと「連理の枝」となる。
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