レッドフレーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 01:37 UTC 版)
「ガンダムアストレイ」の記事における「レッドフレーム」の解説
ヘリオポリス崩壊に際し、ジャンク屋のロウ・ギュールにより発見され彼の愛機となる。フレームの色の赤はオーブでナチュラル用の機体を表す色で、ナチュラルが操縦することを前提に開発された検証機である。アニメ『SEED』本篇の第1期オープニングにゲスト出演している。 作中では先んじてナチュラル単独の操縦機となったが、ロウは擬似人格コンピュータの「8」をシステムに繋げてサポートを受けている。ベースOSにも積極的に手を加えており、蘊・奥老人から伝授された剣術や、八極拳らしきデータなど、様々な情報を上書きしている。 先行3機のアストレイの中でも原型を留めている方だが、右腕はゴールドフレームとの初戦以降ヘリオポリスで回収していたP01の物を移植した状態となっている。また、CE73年頃には通常の外観のまま「パワーシリンダー」を組み込んでおり、フレームの出力と耐久性を向上させている。 『FRAME ASTRAYS』では全身に包帯を巻いた姿で登場したが、愛機と共に善くも悪くも有名人だったロウ自身と、中立の立場であるジャンク屋という素性を隠すためのもの。単に「目立ちたかったから」という理由でライゴウとジスト専用シグーに奇襲を仕掛けるが、偽装が剥がれると急いで退散した。このデザインは『電撃ホビーマガジン』誌上にて発表された「ASTRAYS アジア圏模型コンテスト韓国大会」の1位作品が基になっている。 ガーベラ・ストレート グレイブヤードに残されていたMS用の打刀。蘊・奥が略奪者を撃退する際に使用し、破損してしまったものをロウが修復し、レッドフレームの装備とした。 その刀身は凄まじい切れ味を有し、ビームをも切り裂きつつジンを一刀両断したほど。しかし、当初は切れ味を十全に引き出せず、レッドフレームのOSに蘊・奥老人の動きが組み込まれ、機体自体にも日本剣術に対応できる調整が加えられた(ロウ自身も蘊・奥老人に刀の実践指導を受けている)。以後、エネルギー消費の大きいビームサーベルに代わり、レッドフレームのメインウェポンとして使用されている。なお、ギナが乗るM1アストレイが一度だけこの刀を振るったが、上記の理由により腕に負担が掛かりすぎて壊れてしまっている。 そんな中、ゴールドフレーム天との戦闘で折られてしまう。苦戦しながらも借り受けたタクティカルアームズの力で決着がつき去ろうとするロウに対し、負けを認めないギナは後ろからビームを放つも漂っていたガーベラの切っ先が防ぎ、折れてなお主人であるロウの命を救った。その後グレイブヤードにて再び修復され、更に強靭な刀として生まれ変わった。 名称は、「菊一文字則宗」に由来する当て字の英訳。 日本刀を持たせようというアイデアは佐々木新(サンライズ)の発案で、デザインは漫画家・戸田泰成が担当した。
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