レイフォンのクラスメイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:20 UTC 版)
「鋼殻のレギオス」の記事における「レイフォンのクラスメイト」の解説
レイフォンのクラスメイトの中で、特にレイフォンと親しい3人の女子。3人とも放浪バスの拠点となる「交通都市ヨルテム」の出身で、幼馴染の間柄。3人の内の1人、メイシェンが入学式で起きた騒動でレイフォンに助けられたことを切っ掛けに、レイフォンと親しくなる。 メイシェン・トリンデン 声 - 大亀あすか / 後藤沙緒里(ドラマCD版) 一般教養科の1年生。愛称は「メイ」「メイっち」。スタイルの良い小柄な少女。人見知りで引っ込み思案、極度の赤面症でいつも泣きそうな表情をしており、男子とはクラスメイトでもまともに会話ができない。菓子職人が将来の夢で、料理とお菓子作りが得意。入学式で武芸科の新入生が騒動を起こしたときに助けられたことからレイフォンに好意を抱いているが、その性格が災いしてなかなか気持ちを表せずにいる。自分の部屋に誤配されてきたレイフォン宛のリーリンの手紙を読んでしまい、以降顔も知らないリーリンに嫉妬すると共に、自分の心の奥底にある陰湿な部分に気付かされ、たびたび自己嫌悪に陥る。いつもレイフォンのために昼食を作ってきているが、鈍感なレイフォンにはその好意がうまく伝わっていない。異性と会話することが苦手であったが、バイトを続けている内にある程度克服された模様でクラスメイトの男子とも普通に会話を行えている。 当初はナルキ、ミィフィと三人で同じ部屋で暮らしていたが、第三部でレイフォンの住むビルに一人で転居。念願だったケーキ屋をオープンさせた。なお、店ではメイシェンに目を付けたヴァティ・レン(ナノセルロイド・マザーI・レヴァンティン)がアルバイトをしている。『サマー・ナイト・レイヴ』では長い間胸に秘めていた想いをレイフォンに告白するが、彼に「今の自分はメイシェンに相応しくない」と断られる。しかし、最後には「自分が好きになった格好良いレイフォンでいて欲しい」と笑顔で告げてその結果を受け入れた。『クライング・オータム』ではヴァティに自身の身の上を語られて若干混乱する素振りを見せるが、それでも戸惑う彼女を優しく受け止める。 ナルキ・ゲルニ 声 - 大浦冬華 / 甲斐田裕子(ドラマCD版) 武芸科の1年生。愛称は「ナッキ」。色黒で長身の少女。面倒見の良い姉御肌で、正義感が強く生真面目な性格。将来の夢は警察官で都市警察に所属しているが、ニーナに素質を見込まれ、第17小隊の人数不足解消のために勧誘され、違法酒にまつわる事件を機に第17小隊にも所属することになる。 外力系衝剄が苦手な分、内力系活剄に秀でており、運動能力は1年生の中でも群を抜いている。また、父直伝の取り縄による捕縛術が得意。1年生は半年間錬金鋼の携帯は許可されないが、都市警察に所属しているため警棒の錬金鋼の携帯が許可されている。第17小隊入隊後は都市警察のものと同型の打棒と、黒鋼錬金鋼の取り縄(鎖)を武器にしている。そもそも入隊後の成長を期待して小隊に勧誘されたため、入隊当時は他の小隊員ほどの実力は無かったが、ゴルネオに化錬剄を習うなどして徐々に力を付けていく。しかし、グレンダンでの一件の後、都市警の仕事に専念するという理由から17小隊を辞めた。 ミィフィ・ロッテン 声 - 仙台エリ / 新谷良子(ドラマCD版) 一般教養科の1年生。愛称は「ミィ」。金髪のツインテールが特徴的な少女。好奇心旺盛な何でも知りたがる性格で、色々な情報を集めている情報通。新聞記者になるのが夢で、「週刊ルックン」と言う雑誌の編集部でアルバイトをしているが、仕事には意欲的な反面学業をおろそかにしがち。何故かレイフォンのバイトのシフトも知っている。趣味はマップ作りとカラオケ。ナルキ・メイシェンともどもレイフォンのことを「レイとん」と呼ぶが、その命名者は彼女。 なお、過去にとある事件でサリンバン教導傭兵団のハイア(この時はハリーという偽名を名乗っていた)と会合したことがあり、彼に一杯くわせた事がある。この為、「ヨルテムから姿を消した方が良いかもしれない」と考え、メイシェンやナルキと共にツェルニに進学した。 卒業後は「ワールド・タイムズ」の記者となり、グレンダンでの王位継承決定戦の取材に成功している。
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