リストランテリンカーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 19:54 UTC 版)
「リンカーンの企画・コーナー」の記事における「リストランテリンカーン」の解説
料理をほとんどやったことがない芸人がシェフ(第2弾の山口は料理長、第3弾の宮迫は板長)となり、高級食材を使い料理に挑戦する企画。レギュラーメンバーは客として作った料理を食事し、その料理を評価する。支配人(司会)はレギュラーメンバーの中で唯一料理を得意とする天野。調理中はその様子を別室のモニターで観察している。リンカーンのレギュラー放送では最も長期間続いた企画となった。 ルールとして厨房にいるスタッフは助言・手伝いは一切せず、トラブルも含め全て自己責任で処理しなければならない。ただし、ヒントとして作る前に天野がシェフに食材に関するアドバイスをくれる。他にもその季節に合った食材や、超高級調味料などを教え、さりげなく使うようにさせている。食事は3時間後に予定されているが、実際にはそれ以上の時間がかかっているとみられる。出来立てではないため天ぷらや春巻きなどの油で揚げた料理はギトギトになってしまう事も多い。作られる料理に関しても下ごしらえや調味料による味付け、出汁やブイヤベースを使う事が少ないため、(稀においしい料理を作る芸人もいるが)良くて「味がない」という評価、無論それ以下の酷い料理になることがほとんどである。そのためレギュラー陣は嫌な顔をすることが多く、浜田に至っては開始早々キレることもしばしば。なお、制作中に正しい調理法(下ごしらえや、捌き方、一般的な作り方)を紹介している。 第1回から第8回まではリンカーンメンバーから1人がシェフとなり4品のフルコース料理を製作し、最後に評価を行う。第1回(浜田編)のみ「今回のフルコースに対しいくら払えるか?」を各個人が出し、その合計金額をギャラとしてシェフに支払われるという形式。第2回から第8回までは他のリンカーンメンバーが「〇(美味しかった)」か「×(まずかった)」で評価し、全員が〇を出せば海外旅行を獲得。1つでも〇があれば個数に応じて賞品が与えられる。この形式ではウドがパーフェクトを達成し海外旅行を獲得(ただし、スタッフも想定していなかったか「旅行券の目録」が手渡された)。逆にさまぁ~ずは両者とも逆パーフェクト(全員×)を受けている。 第9回以降はゲスト芸人3組による料理対決企画になり、3組の料理を試食後一番美味しかったと思う人の札を上げ優勝者を決定、優勝者にはお食事券10万円分が与えられる。逆に最下位も札上げで決定(札の数次第では優勝者を決める時点で決定することもある)し、最下位には「バカ舌へのお仕置き」として「番組特製激辛ソース」「超すっぱ水」(梅干し100個分の酸っぱさがある無色無臭のドリンク)、「激クサドリアン爆弾」(密閉した状態でドリアンのにおいがする無害のミストを嗅がされる)、「冷え冷えドリンク」(頭痛必至のカチカチに冷やした特製ドリンクを一気飲み)といった罰が執行される。なお、お仕置きは最下位の料理を作った芸人のみであることもあるが、「匹敵する酷さだった」として2位の芸人が罰を受けたり、「連帯責任」として見届け人だった調理者の相方が共に罰を受けたりすることもあり、挙げ句の果てにはその場の流れで優勝した芸人やその相方、ゲストのタレントまでもが罰を体験したこともある。 第10回以降(第19回を除く)は新番組または映画の宣伝を兼ねてのゲストも出演していた(天野曰く「他にゲストを呼べるコーナーが無い」)。
※この「リストランテリンカーン」の解説は、「リンカーンの企画・コーナー」の解説の一部です。
「リストランテリンカーン」を含む「リンカーンの企画・コーナー」の記事については、「リンカーンの企画・コーナー」の概要を参照ください。
- リストランテリンカーンのページへのリンク