ラファエル・クーベリック
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ラファエル・イェロニーム・クーベリック(Rafael Jeroným Kubelík チェコ語発音, 1914年6月29日 ボヘミア - 1996年8月11日 スイス・ルツェルン)は、チェコ出身で、ドイツを中心に国際的に活躍した指揮者、作曲家。チェコ語の発音ではクベリークが近い。
- ^ クーベリック指揮「ベートーヴェン交響曲全集」解説書所収「ベートーヴェン交響曲全集を完結して ラファエル・クーベリックに訊く インタヴュアー:クラウス・アダム 訳:三浦淳史」11ページ
- ^ CD『シューマン:交響曲第1番≪春≫、交響曲第3番≪ライン≫』(SONY RECORDS、FCCC-30099)のライナーノートを参照。伴奏ピアニストとしてのクーベリックの演奏技術については、1963年に録音されたヤナーチェク『消えた男の日記』のCDで耳にすることができる。ヤナーチェク「消えた男の日記」におけるピアノの達人クーベリック を参照。
- ^ ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団日本公演プログラム 大阪国際フェスティバル協会刊 1965年 13ページ所収
- ^ バレンボイム (1994)、84頁。
- ^ バイエルン放送のクーベリック生誕100周年記念ページではカラヤン、バーンスタイン、ショルティと並ぶ20世紀後半の偉大な指揮者であったと紹介している(Neben Karajan, Bernstein und Solti gehört Rafael Kubelík zu den großen Dirigenten der zweiten Hälfte des 20. Jahrhunderts.)。
- ^ 2011年にこの全集が復刻された際の遠藤勝彦寄稿の解説書によると、クーベリックによる全集の企画当時、ドイツ・グラモフォンにはヘルベルト・フォン・カラヤンとカール・ベームの全集があり、カラヤンの再録音の話もあったため(1970年代後半に実現。さらにカラヤンの再録音の直後にレナード・バーンスタインの全集も実現した)、経営上の理由から9つのオーケストラを振り分ける企画に変更されたという。
- ^ マーラー作品の演奏評としては、吉田、2008年、314-316頁、を参照。
- ^ 50 Jahre Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks 1949-1999, Bärenreiter Verlag, Kassel, 1999. S.108
- 1 ラファエル・クーベリックとは
- 2 ラファエル・クーベリックの概要
- 3 録音・活躍
- 4 脚注
固有名詞の分類
チェコの作曲家 | アレクサンダー・ドライショク フィリップ・デ・モンテ ラファエル・クーベリック ユリウス・カラシュ ヨーゼフ・ラーボア |
チェコの指揮者 | ヴァーツラフ・ターリヒ オスカル・ネドバル ラファエル・クーベリック エドゥアルド・ナープラヴニーク ヴィレム・タウスキー |
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