ラック‐シアター【rack theater】
読み方:らっくしあたー
ラックシアター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 01:45 UTC 版)
全機種HDMI端子(入力2系統・出力1系統)・光デジタル端子(入力2系統)に加えアナログ音声入力端子を2系統搭載しているので、ビエラリンク非対応のオーディオ機器も接続可能。但しレコードプレーヤーを繋ぐ場合、フォノイコライザ搭載機器はイコライザスイッチを「LINE OUT」側にし、フォノイコライザ非搭載機器は市販のフォノイコライザを介さないと音が小さくなる(光デジタル端子のうち入力1はARC非対応ビエラ専用。ビエラ以外の光デジタル出力端子搭載オーディオ機器は入力2に繋ぐ。さらにHDMI端子は入力1がディーガ専用。ポータブルビエラ・据置型BD/DVDプレーヤーは入力2に繋ぐ)。 2系統あるアナログ音声入力端子は本機後面では「外部3・外部4」で、HDMI入力2及び光デジタル入力2からの通し番号で表示されている(本体ディスプレイ表示は「AUX3・AUX4」がアナログ音声入力。HDMI入力2は「AUX1」、光デジタル入力は「AUX2」を各々選択。ビエラの音声を聞く場合は「TV」を、ディーガの音声を聞く場合は「BD/DVD」を選択)。リモコンの入力切替ボタンは順送り式ではなく各端子のボタンを「テレビ」・「BD/DVD」・「外部入力」と3分割して独立配置する形のため、目的の入力音声が素早く聴ける(本体にも「入力切替」ボタンがあり、こちらを押すと「TV(HDMI出力及び光デジタル入力1)」→「BD/DVD(HDMI入力1)」→「AUX1(HDMI入力2)」→「AUX2(光デジタル入力2)」→「AUX3(アナログ音声入力1)」→「AUX4(アナログ音声入力2)」の順で入力が切り替わる)。なおHDMI2・光デジタル・アナログの各端子をリモコンボタンで選ぶ場合は(リモコンの)「外部入力」ボタンを押して(本体ボタン同様)順送りで選択(「AUX1(HDMI入力2)」→「AUX2(光デジタル入力2)」→「AUX3(アナログ音声入力1)」→「AUX4(アナログ音声入力2)」の順で切り替わる)。 「明瞭ボイス」ボタンはリモコン・本体双方に搭載(「明瞭ボイス 入」時は本体ボタン左側のLEDランプが橙色に点灯)。なお本体音量ボタンはフロントスピーカー音量調節専用で、スピーカー別レベル調節ボタンはリモコンにのみ搭載(主音量調節ボタンとは別系統。別売ワイヤレスサラウンドスピーカーと組み合わせた場合は「スピーカーレベル」ボタンでサラウンドスピーカー音量調節も可能で、この場合は+-ボタンの左隣にある「スピーカー選択」ボタンで調節したいスピーカーを事前に選んでからレベル調節+-ボタンを押す。ワイヤレスサラウンドスピーカーを繋がない場合は「スピーカー選択」ボタンを押さなくてもレベル調節+-ボタンを押すだけでサブウーハーレベルが調節可能)。 2007年モデル SC-HTR100/200/300/500 ラックシアター第1号機。AV機器は最大4台収納可。 2008年モデル SC-HTR10K/110K/210K/310K/510K HTR10Kはセパレート型(32v型以下用)(前面ガラス扉無し、後面ベニヤ板のみ搭載)。 2009年モデル SC-HTX5K/7K/HTR40K HTX5K/7Kは本機全体が(上から見て)菱形のため、搭載可能ビエラは(丸形据置スタンドを採用している)2009年・2010年モデルに限られる(2008年以前モデルと2011年以降モデルは据置スタンドが天板よりはみ出すため落下の恐れあり)、中棚は強化ガラス製で後面開放型。HTR40Kは前面ガラス扉と後面ベニヤ板を持たない開放型。 2010年モデル SC-HTR50K/70K/HTX500K/HTX700K/HTX800K/HTX900K HTR50K/70Kは棚板こそ木製だが前面ガラス扉と後面ベニヤ板無しの開放型(本体は左右を斜めにカット)。HTX800K/900K以降のモデルは3D映像入力対応(但しHTX900/800はコーナー設置非対応)。 2011年モデル SC-HTX520K/720K HTX500K/700Kの後継モデルで3D映像入力対応。アナログ音声入力端子搭載及びワイヤレスサラウンドスピーカー接続対応最終モデル。 2012年モデル SC-HTX730K/530K 2012年2月8日発表、同年3月9日発売(2ウェイスピーカー、730Kは55v型以下用・530Kは42v型以下用)。これまでの「明瞭ボイス」を進化させ効果を4段階に調整可能な「明瞭ボイスコントローラー」と(これまでの「番組連動おまかせエコ」を進化させ)番組ジャンルのみならず音量に応じて消費電力を自動調整し、小音量時は消費電力を減らす「音量連動おまかせエコ」、HDMI信号無入力状態が2時間以上続くと自動で電源を切る「無信号自動電源切」機能を新搭載。収納部はAV機器用内棚に加え、小物入れを正面左側に新設(但しその分中央にあるAV機器収納部は左右幅が狭まり、かつ奥行きも従来モデルより薄くなったので、ビデオデッキ等の従来型大サイズ機器は本機中央棚に入らない場合がある。総合出力は120W。アナログ音声入力端子は廃止され光デジタル入力も1系統に削減(ARC非対応ビエラ以外の機器は接続不可)。ワイヤレスサラウンドスピーカー増設にも非対応となった。なおHDMIは入力2系統・出力1系統搭載で3D映像入力対応。
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