フェンリル極致化技術開発局・独立支援支部「フライア」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 02:13 UTC 版)
「ゴッドイーター」の記事における「フェンリル極致化技術開発局・独立支援支部「フライア」」の解説
フェンリル極致化技術開発局ブラッドについては特殊部隊「ブラッド」を参照。 レア・クラウディウス 声 - 井上喜久子 フェンリル極致化技術開発局開発室長の女性。28歳。対アラガミ用人型兵器「神機兵」の開発責任者であり、有人制御研究の第一人者。9月6日生まれ。身長は174センチメートル。 実質的には各支部の支部長と同等の権限を有している。 幼少期に妹のラケルを誤って階段から突き落とすという事故を起こし、ラケルが半身不随になった責任から彼女に並々ならぬ負い目を感じており、半ばラケルの言いなりになっていた。しかしラケルの最終目的やそれに伴うフライア私物化に恐れを抱き、隙を見て逃亡しブラッドおよび極東支部に保護される。フライアで行われている実験の実態をブラッドたちに伝えたことが、彼らをジュリウスと黒蛛病患者の救出へと向かわせるきっかけとなった。家事はかなりできる方で父やラケルの料理は彼女が作っていたらしい。 彼女の舌にはフェンリルのエンブレムを模したピアスがあり、劇中やオープニングアニメにてそれを意味深に見せる場面もあるが、本編では特に説明や意味は無く、ただのファッションである。また雨宮ツバキを凌ぐシリーズ中最高のバストを誇り、決して派手ではないがイヤリングやネイルなどのファッション、出で立ちや物腰に色香を意識したキャラクターで、グレム局長を籠絡するなど悪女な部分もある。 ラケル・クラウディウス 声 - 悠木碧 副開発室長。特殊部隊「ブラッド」の創設者にして、児童養護施設「マグノリア=コンパス」の設立者。 フェンリルにおいて最高レベルの頭脳を持つとされている。半身不随であるため、常に車椅子に乗っている。口調と振る舞いはまるで母親のように柔らかく穏やかだが、同時にどこか人間離れしており、ソーマ曰く「俺と同じで混ざって壊れた匂いがする」らしい。 幼少期に事故に遭い、脳挫傷と脊髄損傷により脳死状態に陥っていたが、驚異的な代謝と治癒能力を与える「P73偏食因子」を投与されたことで奇跡的に意識は回復したが、脊髄の損傷は回復せず、半身不随となる。それと同時に無口だった彼女が口を開くようになったが、偏食因子の影響でその思考はアラガミに変貌しており、「内なるアラガミ」を宿すこととなった。平然と非道な人体実験を行ったり、さらにはそれを咎めた父親に対して零號神機兵を差し向けて殺害するなど、常軌を逸した行動を取るようになる。遂にはジュリウスを利用して反乱を起こし、フライアを乗っ取ると共にジュリウスを特異点とした終末捕食を起こそうとするも、主人公たちに阻止される。自身は螺旋の樹に飲まれて生死不明となる。なお、オープニングや終盤で登場している幼少期のラケルは設定資料によれば「内なるアラガミ」とのこと。 『GOD EATER 2 RAGE BURST』では螺旋の樹の内部で形を持たない意思として存在し続けており、クジョウの自分への好意を利用して復活を遂げる。その際、瞳が青から赤に変化した。復活後は終末捕食を完遂するべくジュリウスの精神に干渉し、神融種を極東支部に差し向けるなどしてブラッドのメンバーを螺旋の樹に誘いだした。ジュリウスや主人公たちに歪んだ愛情と執着心を見せており、精神世界で追い詰めるも跳ね除けられる。螺旋の樹の頂上で「世界を閉ざす者」に変貌して戦うも敗北し、なおもジュリウスを自身に取り込もうとするが主人公に阻止される。最後はロミオの「対話」の力で人の心を取り戻して消滅した。
※この「フェンリル極致化技術開発局・独立支援支部「フライア」」の解説は、「ゴッドイーター」の解説の一部です。
「フェンリル極致化技術開発局・独立支援支部「フライア」」を含む「ゴッドイーター」の記事については、「ゴッドイーター」の概要を参照ください。
- フェンリル極致化技術開発局独立支援支部「フライア」のページへのリンク