ヒガシマル開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:58 UTC 版)
有限会社ヒガシマル開発は、ヒガシマルの飲食レジャー業務を請け負う企業で、回転式そうめん流しが主力メニューの『そうめん流し宮田石』、温泉施設『せせらぎの湯 花水木』など、陶芸が盛んな東市来町美山に近い場所にある伊集院町大田の店舗を経営。『そうめん流し宮田石』では、マスの塩焼き、鯉の洗い、鯉こくなども提供され、食材は自社の『花水木ファーム』で育てた卵や、化学肥料や農薬を極力使用せず育てた米や野菜を使用しており、平日限定の日替わり昼食「花水木ランチ」も行っている。また、寒くなる冬は海鮮料理なども提供される牡蠣小屋としても営業している。 平成16年(2004年)11月にオープンした『せせらぎの湯 花水木』は、春は桜、夏は森林浴、秋の11月中旬から下旬頃には、河川両岸にある紅葉園で約2千本の紅葉が楽しめる木々に囲まれた場所で、腰掛湯の露天風呂や立ったまま湯につかる深湯の露天風呂からは、真横を流れる神之川を見渡すことができ、内湯、ジェットバス、低周波風呂、浴場内足湯、水風呂がある大浴場は、大きな窓があり天井が高く開放的で、サウナや坪庭付きの貸切露天風呂もあり、全て源泉100%掛け流しで泉質は仄かに硫黄の香りがするアルカリ性単純温泉なため、さらりとした湯で肌がすべすべになる。平成18年(2006年)9月には、旅行情報誌『じゃらん』が選ぶ九州貸し切り温泉の頂点に輝いた。 他に、ボディケアを行うリフレサロンも併設されており、駐車場には『花水木神社』という小さな神社も設置されているほか、敷地内に架けられた吊り橋の先にはグラウンド・ゴルフ場もある。かつては、「宮田石遊園地」「ジョイフルランド宮田石」などの名称でCMも放送し、敷地内にはプールのほか、吊り橋の先にはミニゴルフ場、釣り堀、ゴーカートもあった。『そうめん流し宮田石』に関しては、新型コロナウイルス感染症 (2019年)の影響により、令和2年9月29日から令和3年(2021年)4月中旬まで一時閉店の予定。 日置市東市来町まで続いている真横を流れる神之川には、水流により自然研磨され、古潭質で光沢が強い観賞用の水石であり、南の神居古潭石とも呼ばれ珍重されている『宮田石』が転がっており、そうめん流し宮田石の建物近くには、「宮田石」と書かれた木製の箱に数個の宮田石が、観賞用として入れられている。宮田石は、岩手県にある衣川の『菊花石』、京都府にある鴨川の『盆石』と並んで日本三大名石と呼ばれていた。
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