ヒガシダイヤガラガラヘビとは? わかりやすく解説

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ヒガシダイヤガラガラヘビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 06:16 UTC 版)

ヒガシダイヤガラガラヘビ
ヒガシダイヤガラガラヘビ
Crotalus adamanteus
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: クサリヘビ科 Viperidae
亜科 : マムシ亜科 Crotalinae
: ガラガラヘビ属 Crotalus
: ヒガシダイヤガラガラヘビ
C. adamanteus
学名
Crotalus adamanteus
Beauvois, 1799
和名
ヒガシダイヤガラガラ
ヒガシダイヤガラガラヘビ
英名
Eastern diamondback rattlesnake

ヒガシダイヤガラガラヘビ学名Crotalus adamanteus)は、クサリヘビ科ガラガラヘビ属に分類されるヘビ特定動物

分布

アメリカ合衆国アラバマ州サウスカロライナ州ジョージア州ノースカロライナ州フロリダ州ミシシッピ州ルイジアナ州固有種

形態

全長1.1〜1.7m、最大全長2.4mとガラガラヘビ属および北アメリカ大陸に分布するクサリヘビ科では最大種。体色は黄色や褐色。背面には中央部が明色の黒い菱形(ダイヤモンド形)の斑紋が並び、和名や英名(diamondback=ダイヤモンドの背中)の由来になっている。

出産直後の幼蛇の全長は30-36cm。

毒性は強力な出血毒であり、量も非常に多く北米で最も危険な毒蛇と言われる。

生態

乾燥した森林等に生息する。夜行性で、昼間は木の根元や他の動物が掘った巣穴等で休む。

食性は動物食で、哺乳類ウサギ目ネズミ目)、鳥類等を食べる。

繁殖形態は卵胎生で、1回に7-21頭の幼蛇を産む。

人間との関係

開発による生息地の破壊、毒蛇としての駆除等により生息数は減少している。

大型種のため毒の量が多く、人間が噛まれると激しく痛み最悪の場合は死に至る。しかし血清が普及しているため、現在は生息地において本種に咬まれて命を落とすことは少ない。 米国でのヘビ咬傷被害者の大半が、本種とニシダイヤガラガラヘビによるものとされている。

関連項目

参考文献

  • クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、緑書房、2000年、186頁。
  • 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、139頁。
  • 山田和久 『爬虫・両生類ビジュアルガイド ヘビ』、誠文堂新光社2005年、111頁。

外部リンク


ヒガシダイヤガラガラヘビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/02 05:05 UTC 版)

ダイヤガラガラヘビ」の記事における「ヒガシダイヤガラガラヘビ」の解説

ヒガシダイヤガラガラヘビ(トウブヒシモンガラガラヘビ)Crotalus adamanteus はおもにアメリカ合衆国東部分布するヘビで、全長は0.8-1.8m、公式な最大記録全長2.36m、体重15.2kgで、これは最も重い毒蛇記録である。

※この「ヒガシダイヤガラガラヘビ」の解説は、「ダイヤガラガラヘビ」の解説の一部です。
「ヒガシダイヤガラガラヘビ」を含む「ダイヤガラガラヘビ」の記事については、「ダイヤガラガラヘビ」の概要を参照ください。

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